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「寒さを凌ぐ節電方法」積水ハウスに聞いてみた! 総合住宅展示場では断熱性能を体感【from 徳島市】

やまももわかめ丸地域ニュースサイト号外NETライター(徳島市)

徳島市三軒屋町「とくしま総合住宅展示場」には、天井まで窓があるモデルハウスがあると聞き、実際に足を運んでみました♪

天井まで窓がある、積水ハウスのモデルハウス。1Fリビング。
天井まで窓がある、積水ハウスのモデルハウス。1Fリビング。

そんなモデルハウスを展開しているのは、「積水ハウス」の「徳島シャーウッド展示場」。

天井まで窓がある、積水ハウスのモデルハウス。2Fリビング・客室。
天井まで窓がある、積水ハウスのモデルハウス。2Fリビング・客室。

積水ハウスのモデルハウスでは、贅沢な大パノラマが広がっていました!

とくに、「とくしま総合住宅展示場」内にある「徳島シャーウッド展示場」のモデルハウスは窓ガラス面も多いため、より解放感がわかりやすいのだとか。

室内の床と同じ高さに設置されたウッドデッキは、より室内を広く見せてくれます。

とってもステキなモデルハウス!

…ですが、窓が大きいと断熱性が低くなりそうな気もします。

そのあたりは、どうなのでしょう?

「徳島シャーウッド展示場」の酒井店長に聞いてみました。

天井までの大きな窓を実現できるのは、室外には厳しい日射しに耐える耐候性の高いアルミを、室内には質感や断熱性の高い樹脂を採用した複合構造サッシを使用しているからです。
積水ハウスの超高断熱アルミ樹脂複合サッシは、一般的なアルミ樹脂複合サッシに比べ、室内側樹脂の被覆を増やしています。さらに枠部のアルミに断熱樹脂を挟んで、断熱性・防露性と気密性を実現。断熱性能は約1.4倍です。
また、あたたかい部屋づくりのためには窓のほか、壁や床に断熱材の隙間ができないようにすることや床暖房を導入することも大切になります。

とのことでした。

床下に断熱材を入れると、足元から上がってくる冷えがかなり緩和されるのだとか。

積水ハウスのモデルハウス。2F廊下を活用したワークスペース。断熱性が高いと廊下も暖かく、活用しやすくなるのだとか。
積水ハウスのモデルハウス。2F廊下を活用したワークスペース。断熱性が高いと廊下も暖かく、活用しやすくなるのだとか。

そして、窓サッシを単板ガラスから複層ガラスに変えることで、冷えの元となる窓の断熱性も大きく向上することも教えてくれました。

そのためリフォームや新築をするときには、窓ガラスのほか、壁や床の断熱材、床暖房などに着目しながら工事を進めていくといいようです。

断熱材の隙間が出ないように気を付けたい壁。
断熱材の隙間が出ないように気を付けたい壁。

リフォームや新築を考えている方へのアドバイス

リフォームや新築を考えている方へ向け、酒井店長が「断熱性能を表す指標にUA値」についてアドバイスしてくれたので紹介します。

断熱性能を表す指標にUA値というものがあります。UA値は小さいほど熱の逃げが小さくなる指標です。
徳島エリアであれば、省エネ基準レベルで0.87(等級4)、ZEHのために推奨されるレベルとして0.6(等級5)、そしてその上に今年10月に品確法で施行された等級6で0.46があり。今から建てるのであれば、ZEHレベルの性能は確保した方が良いとされます。

リフォームをせず「節電しながら寒さを凌ぐ」には?

積水ハウスのモデルハウス。1F和室。和室も床暖房が可能です♪
積水ハウスのモデルハウス。1F和室。和室も床暖房が可能です♪

すぐにリフォームや新築ができればベストですが、金額も大きくなりますし、工事期間もかかるため現実的ではないという人も多いのではないでしょうか?

そこで、住まいや暮らしの幸せを研究する積水ハウスの住生活研究所に、リフォームなどせずに「節電しながら寒さを凌ぐ」方法について尋ねてみました♪

提供画像:積水ハウス 住生活研究所
提供画像:積水ハウス 住生活研究所

①温活の習慣化

温かい飲み物やあったかグッズを活用して体を温めるのがおすすめです。
体を温めることを習慣化したい方は、ソファやベッドの近くに温かい飲み物を置けるサイドテーブルを設置したり、ベッド周りにあったかグッズを入れるカゴを置いたりしてもいいかもしれません。

② 湿度は大切

冬は湿度が下がりがちですが、体感温度との関係も密接。寒さ対策に加え、肌や喉の乾燥、風邪予防のためにも、加湿器の使用をおすすめします。
ただし、加湿のしすぎはカビの発生などにもつながるため注意してください。

③ 空気の流れを工夫

暖まった空気を循環させて、暖房効率を高めましょう。
エアコンの吹き出し口の角度を下向きにして暖かい空気を足元から上に循環させたり、サーキュレーターを活用したりしてみてくださいね。
また、ヒーターやストーブなどの暖房器具を使用する場合は、冷気が入りやすい窓の近くに設置すると、冷気が暖められてから循環するので効果的と言えます。

④ 家全体の温度ムラをなくす

快適さを高め、ヒートショックのリスクを軽減するためにも、家の中の温度差をなるべく減らしましょう。
廊下や脱衣場に暖房器具を置いたり、居室のドアを開けたりして家全体を暖めるほか、家の中で熱が逃げやすい窓に断熱シートを貼るなどもおすすめです。

また、積水ハウス 住生活研究所の調査によると、42.8%の人が厚着をしたりあったかグッズを利用して寒さを凌いでいることがわかります。

提供画像:積水ハウス 住生活研究所
提供画像:積水ハウス 住生活研究所

温かい飲み物を飲むという人も、40.8%。

「節電」というと、ついつい電気代を直接抑えることばかり考えてしまいがちですが、積水ハウスの担当者の方が教えてくれたように、いろいろな方法があります。

ひとつの部屋に家族で集まり、あたたかい食事を囲みながら「今年の冬をどう乗り切るか」について討論してみるというのも楽しいかもしれませんね。

積水ハウスのモデルハウス。
積水ハウスのモデルハウス。

■積水ハウスのモデルハウス(とくしま総合住宅展示場)

【住所】徳島市三軒屋町外25-1

地域ニュースサイト号外NETライター(徳島市)

県外の方からは「徳島県って…どこ?」と申し訳なさそうに聞かれることも多いですが、魚介類がおいしくてとても住みやすく、オシャレでおいしい飲食店も多い県です。江戸時代から続く阿波踊りやアニメ・ゲームなどのエンターテインメントが集うイベントなど楽しいことも盛りだくさん!そんな徳島県の中心部「徳島市」の魅力をふんだんにお伝えしたいと思います。

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