定番土産の秋限定「紅芋小町」もみじ饅頭のやまだ屋さんからは、ねっとり紅芋あんたっぷりのお饅頭が登場中
寒暖差も強くなり、いよいよ紅葉シーズンも間近に迫ってきましたね。皆んさんは旅行の予定、ありますか?今年、2023年11月23日の木曜日は勤労感謝の日ですが、金曜日にお休みをとって四連休という方もいらっしゃるのではないでしょうか。
旅行といえばお土産。お友達や会社の方へのお土産を選ぶ基準は様々かと思いますが、一目見てどちらへ足を伸ばしてきたのか伝わるものも人気の高いお土産。それでいて個包装になっているものであれば、気軽かつ手軽に配ることもできますね。
宮島の紅葉谷公園や三段峡など、安らぎと神秘的な自然の魅力がひしひしと身に染みるような広島県。広島県の銘菓といえば、もみじ饅頭が真っ先に思いつくも多いはず。粒餡やこし餡といった、シンプルながらもお店の個性を最も実感できるという小豆あんをはじめ、広島県の特産品を使用したもの、季節限定のものなど実にバリエーション豊か。
その中でも、1932年創業の「やまだ屋」さんのもみじ饅頭から秋限定の味わい「紅芋小町」をご紹介。
紅芋?紫芋とは違うの?と思った方。実は似て非なるものなのです。
簡単に申し上げますと、紫芋はサツマイモの仲間で生のままでもスーパーなどで購入可能です。対して紅芋は長いもの仲間で生のままでは沖縄県の外へ持ち出すことは禁止されています。こういったあんこやコロッケ、タルトなどの加工品は問題ございません。
ふっくらとした生地はボリュームたっぷり、卵の香りもふんわり漂います。中に包まれている紅芋餡は、一般的なさつまいも餡と比べると非常にねっとりとしており、二つに分けた際の粘り気に驚き。どちらかというとコクや仄かな野趣といいますか、渋みのようなものも舌先に感じられ、このあたりが確かに紫芋やサツマイモとは異なる独特な舌触りかと。なんとなく大人な風味、癖になりそうな予感も。甘味が備わった生地とのバランスもばっちりです。
鮮やかながらもシックな色合いの紫は、秋のこっくりとした雰囲気を如実に表現しているような気がする私。さらりとしたこし餡も捨てがたいのですが、あえて秋の彩りを添えてみてはいかがでしょうか。
<やまだ屋>
公式サイト(外部リンク)
広島県廿日市市宮島町835-1
0829-44-0511
9時~18時
年中無休