いよいよ怒涛の師走もすぐ間近に迫り、一年の締めくくりに奔走する季節となりましたね。やるべきことは沢山あるのに、一日の大切なエネルギー源である朝食を抜いてしまったり、はたまた帰宅してヘトヘトすぎてもう何も作る気力がない…という方も多いかと思います。

昨今はレトルト商品も進化し、以前のようにお湯を沸かす手間もなくなり電子レンジで温めるだけで美味しくいただけるものが増えましたね。

滋賀県の和洋菓子屋「たねや」さんでは、餅菓子のような朝生菓子（当日のみのお日保ちのお菓子）から比較的長期間保存可能なものまで、素材の風味やほっこり安らげるような味わいの和菓子が豊富に販売されているのですが、11月から冬にぴったりな商品が販売されました。今回はたねやさんの「ぜんざい」をご紹介。

スタイリッシュなパッケージは、従来のプラスチック容器からレトルトパウチへと変更させ、環境に配慮した仕様へ。帯を外すと、丸餅とぜんざいのレトルトパウチがひとまとめにされているのがわかります。

お餅をオーブントースターなどで焼いている間に、ぜんざいをレンジで温めたり容器を用意したり、ちょっとネットサーフィンをしているとあっという間に出来上がり。その時間、600w約で1分。お餅はオーブントースターで5～6分程といったところ。そのまま器に盛りつけて完成です！

さらさらとしたぜんざいには、ふっくらと大粒の小豆がたっぷり！北海道産の小豆をまずはそのまま炊き上げるのですが、職人さんがじっくり向き合いながらその都度時間を調整しつつ炊きあがり具合を見定め、小豆の素朴さと豊かな風味が引き立つように仕上げているとのこと。あっさりとしたクリアな甘味が、小豆のコクや旨味をより一層際立たせています。

また、スリット入りの丸餅はブランドでもある滋賀県産羽二重餅を搗き上げたもの。柔らかく気持ちよい程に伸びるお餅は数回咀嚼するだけで濃厚な糯米の旨味が滲み出し、香り豊かなぜんざいに華を添えます。

ボリュームも程よく、短時間でじんわり体に優しく染みわたるような和の癒しができるのは嬉しい限り。店頭ではおひとつから購入できるほか、お歳暮としてもぴったりなのではないでしょうか。製造日から3か月という賞味期限も、いただく側としては有難いかと思います。

温かいぜんざいでしっかり体を温めて、激動の年末を乗り切りたいですね。