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【STOP!花粉症】運転するなら必須の花粉症対策

やっさん|クルマ好きの味方車系インスタグラマー

春がやってくるのは嬉しいですが、同時に花粉シーズンも到来です!花粉症の方は、くしゃみや鼻水が止まらず、目がかゆくて車の運転もままならない!なんてこともあるのではないでしょうか?

この記事は車系Instagramアカウントでフォロワー8,000人超え、ブログ「やっさん車好きの味方」を運営する生粋の車好きの私が、花粉症にお困りのドライバーに向けてお送りします。

運転中の危険を防ぐ花粉症対策

運転中の花粉症対策はできていますか?

花粉症の症状が出ている中での運転は、自分だけでなく同乗者を事故に巻き込んでしまう危険性があります。花粉症がもたらす危険な状況をよく理解しておきましょう。

運転中のくしゃみ

くしゃみ1回で人間は約0.5秒間目を閉じると言われています。その間、時速60kmで走行中の車はなんと約8mも進んでしまいます。

また連続でくしゃみが出てしまった場合や高速道路でスピードを上げて走行していた場合を考えると、車の進む距離はさらに増してしまうでしょう。

このように自分でコントロールできないまま走行してしまうのは、大変な危険が伴います。

運転中の涙目

涙目になると視界が悪くなり、運転中に前方などがよく見えなくなり危険です。

また運転自体に集中ができなくなってしまうこともあります。

運転中の鼻水

運転中に鼻水が出て対処しないといけない場合、ハンドルから手を放さなければなりません。

また対処に気を取られて運転に集中できなくなってしまう恐れもあります。

排気ガスで症状悪化

大気汚染物質、例えば排気ガスに含まれる微細粒子が体内に入ると、免疫反応が促進されて抗体を発生しやすくなり、花粉症の症状を悪化させることもあります。

これで安心!車での花粉症対策

頭がボーッとして、くしゃみ・鼻水・目のかゆみ等がつらい花粉症。地域によっては2月から花粉が飛び始めるため、早めの対策をして安全運転をしましょう!

車内に花粉を持ち込まない

車に乗り込む前には衣服に付いた花粉を払い落とすことを習慣にしましょう。

できる限り衣服に付いた花粉を車内に持ち込まないように、水際対策が大切です。

また、意識したいのが衣服の素材。綿素材に比べ、セーターなどのウール素材は花粉がたくさん付着します。花粉は静電気で付着しやすくなるので、静電気が発生しやすいウール製品はなるべく避けたいところです。

ただし、静電気防止スプレーを使用すれば対策できるので参考にしてください。

車内に花粉を侵入させない

花粉を車内に持ち込まないように、窓を極力開けないようにするのは当然ですが、実は窓以外からも花粉は車内に入ってきます。それはエアコンです。

まだ肌寒い季節だからといって何も考えずに暖房をつけてしまうと、あっという間に花粉が車内に充満します。花粉の時期は外気導入ではなく、内気循環を使用しましょう。

内気循環にしたうえで、花粉をしっかりブロックしてくれるフィルターのついたエアコンが車に搭載されていれば完璧です。

エアコンフィルターは徐々に性能が低下してしまうので、1年に1回の交換を心がけましょう。

車内の花粉を徹底除去

車内に入り込んでしまった花粉は掃除でしっかり取り除きましょう。

花粉の掃除は手順を間違えると逆効果ですので注意が必要です。

水拭き→モップ→掃除機の順に行い、できる限り花粉が舞わないようにしましょう。

掃除機の排気で花粉が撒き散らされると、車内の環境が悪くなりますので気をつけたいですね。

車内で花粉がたまりやすい場所

車内に花粉の溜まりやすい場所は、以下の通りです。

  1. 足元のマット: 靴から落ちた花粉がたまる。特にマットの角や隅は注意
  2. シートの縫い目: 隙間に入り込み、花粉がたまる
  3. ダッシュボードの隙間: 細かい隙間には花粉やほこりが隠れている
  4. フロントガラス接触部: ガラスとの境い目に花粉がたまる
  5. エアコン出口: エアコンのルーバーには、花粉がこびり付きやすい
  6. スイッチ・メーター周辺: 操作のたびに花粉が舞い上がる

車内の隙間や、凹凸した場所は花粉のたまりやすい場所になっています。

花粉症の方は定期的にチェックしてキレイに清掃しましょう!

花粉症対策グッズ

ウェットシート

空気中に漂う花粉は、重さにより徐々に車のダッシュボードやシートへと降り積もります。まずはこれらが舞い上がるのを防ぐために、拭き掃除から始めましょう。水を使った拭き取りが効果的です。

モップ

エアコンの吹き出し口のような凹凸のある細かな場所は、モップを使うと便利です。花粉をしっかりと捕らえて逃がさないマイクロファイバー素材のものを特におすすめします。

掃除機

シートの隙間など手の届きにくい部分には、吸引力が高い掃除機が適しています。充電式のコードレスタイプや、車のシガーソケットから電源を取れるタイプが人気です。

花粉除去スプレー

空間や気になる箇所にスプレーするだけで花粉を取り除くことができる便利なアイテムです。拭き掃除や掃除機で除去できなかった花粉も徹底的に除去可能。さらに、除菌や消臭も同時に行える製品もあります。

空気清浄器

日常の花粉症対策として、乗り降りの際に車内に入り込んだ花粉を除去するのにおすすめです。簡単に電源を取れる上にコンパクトなので、置き場所にも困りません。

加湿器

日常の花粉症対策として効果的です。加湿によって車内に浮遊する花粉を重くし、下に落とす効果があります。これにより、花粉の浮遊を抑えることができます。

まとめ

車の花粉対策には、花粉を取り込まないようにしたり、車内の花粉を徹底除去したりして、車内環境を改善することが大切です。

花粉症対策をして快適なドライブを楽しみましょう!

車系インスタグラマー

某自動車メーカーの整備専門学校を卒業後、整備士、フロントマンとして活躍、その後、もっと車を「見て、乗って、ワクワクする」をコンセプトにSNSやブログメディアにて発信をしています。

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