【市川市】真間山弘法寺の「涙石」の伝説を見に行ってみた
市川市には寺院が数多くありますが、その中でもひときわ目立つ参道をもったお寺がこちらの弘法寺。「ぐほうじ」と読みます。
平坦な市川市内においては有数の階段参道ですね。
弘法寺の「涙石」の伝説とは?
弘法寺の石段は千個以上の石でできているのですが、1個だけ、涙を流すかのように濡れ続けている「涙石」と言われる石があるんです。実際に探しに行ってみました。探す楽しみもあるかと思いますので詳しい場所は伏せておきますが、石段の左手側にあります。
この石のいわれですが、サイトで確認したところ、
とのことです。江戸時代の伝承はロマンがありますね。
「涙石」だけじゃない! 弘法寺の見どころをご紹介
涙石を見た後はそのまま参道をのぼりましょう。仁王門がお出迎え。
仁王門を抜けると、祖師堂が見えてきます。
こちらは宗祖日蓮大聖人。開基伊予阿闍梨日頂聖人。第二祖富木日常聖人(常忍公)をお祀りしているそうです。
その左手に客殿。
そしてそのさらに左に本殿があります。こちらは日蓮聖人御遺文「真間釈迦仏御供養逐状(おいじょう)」と「四菩薩造立鈔」にも示されてる、高名な一尊四士霊像が安置されているとのことです。
本殿の奥へすすむと次に見えてくるのが赤門(正式には朱雀門という名前だそうです)。こちらがこのお寺に現存する建物の中で最古とのこと。
他にも鐘楼堂や、大黒堂と龍神堂もあったりと、「涙石」以外にも見どころ満載のお寺でした。この週末に散歩がてら参拝してみてはいかがでしょうか。
●日蓮宗 真間山 弘法寺
・住所:〒272-0826 千葉県市川市真間4丁目9-1
・電話:047-371-2242