ここんところ寒い日が続く札幌。そんなときには、せめて暑い地域の料理が食べたくなります。先日、札幌にいながらにしてタイの味を楽しもうとガパオウ ミニ（以前、私が書いた記事は、【札幌市中央区】札幌にいながらにしてタイの味を楽しむ）に行こうとしたところ、違うお店になっていたという出来事がありまして、その日は、同じ建物にある別なお店にいきました。（そのときの記事は、【札幌市中央区】タマゴ料理の専門店エッグモンスターズで「やみたまセット」を食べました）しかし、移転先がわかったので、今日行ってみることにしました。

名前が、Gapaou Phra chan（ガパオウ プラジャン）という名前になり、ミニではなくなっています。場所は、札幌市中央区南2条西6丁目8-1ペンシルビル3階です。電車通りから一本南側にある道路沿いに北向きに建っている建物です。

歩いているとタイ料理ののぼりが目に入りました。

ペンシルビルという名前どおりに細長い建物です。

らせん階段で一番上まで登っていきます。

実は、建物の名前だけしかわからないままで行ったので、階数がわからず、一階かと思って一階の扉を開けたところ違いますとなり、二階に行くと呼び出しピンポンを押すようなお店で、三階まで行ってみたらあったという状態でした。行かれる方、三階です～。

お店に入ると、三階はカウンター席のみで、中に階段があって四階にテーブル席があるというお店のつくりです。

タイの屋台風の看板は、ガパオウ ミニの時のと同じのかと。（なんて書いてあるのか私は読めませんが。）

カウンター席だったので、4階の様子はよくわからないのですが、オーダーはお店の方がとってきたあとに調理の方に伝達しているのが聞こえてくるので、宴会コースのメニューを頼んでいたり、単品注文だったり、いろいろです。

メニューは、ディナーおすすめメニューと、ディナーメニューがありました。

タイの前菜盛り合わせと、ムーナマオ（豚しゃぶのライムソース）とタイカレー（マッサマン　鶏）を頼むことにしました。

カウンター席だったので、お店の方と、時折ですが会話を楽しみながら過ごすことができました。移転の話を伺ったところ、以前の店舗は、建物全体としてのセキュリティの問題で、日曜日と祝日の営業が出来ない建物だったそうなのです。そこで、日曜日も営業できる場所がないかと探していたところ、偶然、今の場所の話が出てきたということです。

名前がミニではなく、プラジャンになっていますが、プラジャンは、タイ語で「月」という意味だそうです。四階からだと月が見える天窓があるようでして、さらに、この建物のオーナーがこの場所でお店をやっていたときの店名に「月」がついていたということもあって、プラジャンにしたとのこと。言われてみると、お店の看板も満月の絵。

ガパオウには、ひとりでランチにしか来ていなかったのと、ランチもプレートしか食べたことがなかったものの、美味しかったので、旦那と一緒にディナーに来たかったんですよ。それはなぜかというと、ひとりだとあれこれ食べられないからです。シェアすることで、いろんなのが食べられるじゃないですか。

タイカレーのマッサマンカレーは、お鍋に入ってやってきて、席にはフタ付きで運ばれてきて、鍋敷きに置いてからフタを外してくれました。ご飯は、とてもいい香りのジャスミン米。私はこのジャスミン米の香りが大好きなんです。20年ほど前にひとり旅でタイのスパンブリーという地域にバレーボールを見に行ったのですが、この地域は、お米が美味しい地域ということでバンコクからやってきていた運転手さんが待ち時間にお米を買ってたのを思い出します。

ガパオウ プラジャンでは、ランチでは北海道の米、ディナーではジャスミン米で提供しているそうです。ガパオウ ミニでもそうだったんですって。ランチとディナーでご飯の食べ比べも楽しめるだなんて、なんだか嬉しいです。

そして、値段もリーズナブルなのがとても嬉しいです。月～土は、ランチタイム（11:30～14:30）とディナータイム（17:00～23:00）に分かれていますが、日曜日は、11時30分から21時30分までの通し営業のようです。週に1度はお休みがあるようですが、月初めにInstagramでお知らせしている模様。１月のお休みは、日曜だったり、月曜だったり、火曜だったりとしているので、不定休というのでしょうかね。次の休みは、1月31日（火曜日）です。予約してやってきている方ばかりだったので、ホームページから予約していくといいかもです。

暑い夏にタイ料理を食べるのもいいですが、寒い冬にタイ料理を食べるのも身体が温まりました。是非、札幌にいながらにしてタイの味を楽しんでくださいね。