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【札幌市中央区】札幌市民なら、今しかみれない赤れんが庁舎の仮設見学施設に見に行っておきましょう

安田優子講師、ローカルタレント、元ラジオパーソナリティ(札幌市)

 札幌市民なら、道庁の赤れんが庁舎のことを知らないという人はいないかと。そして、改修工事中ということも知っているかと思います。工事中ではあるものの、赤れんが庁舎の絵があるおかげで、遠くからみるといつもの景色とあまり変わらない状態。

 とはいえ、赤れんが庁舎の中に入ったことがあるかというと、案外少なかったりしますよね。私が一番驚いたのは、改修工事のあとはどのようになるかわかりませんが、改修工事前の赤れんが庁舎の地下には資料室があって、今の道庁とも地下通路でつながっていたことです。

 改修工事のあとの赤れんがが、どのように利活用されるのかも楽しみですが、改修工事中の今だけしか見ることができない仮設見学施設は、かなりオススメです。

 今年5月7日から来年の5月上旬までの一般公開。改修工事中の赤れんがを今だけしか見れない仮設見学施設は、事前予約も不要で、しかも無料で見学できるようになっています。そして、仮設とはいえ、3階建てで、基本は階段利用になっていますが、車いすの方や階段に自信がない方にも安心のエレベーターもあります。

 まず最初に登場するのは、赤れんが庁舎の移設された八角塔の屋根。高さは約6.5メートルだそうです。上にあるポールも含めると15メートルのようでして、こんなに間近で見れるのは、めったにないというか、この期間しかありません。しかも、2階からは、屋根を上からも見れちゃいます。そして、展示コーナーでの説明がわかりやすくて、屋根は銅なんですね。イメージとしては緑ですが、最初は10円玉と同じ色だったそうで、年月をかけて緑になっているようです。なので、10月頃には、この屋根の葺き替え工事を行うということですが、この工事が間近でみれちゃうということだけではなく、10円玉と同じ色の屋根になるようなので、赤れんがの改修工事が終わったら、びっくりしゃうかも。

 3階では、ポールの部分が間近で見れるようになっていますが、こちらのほうは、透明のケースで覆われています。

 他にも耐震工事の内容だったり、歴史の展示もありますし、クイズ形式になっているコーナーもあるので、小学生の夏休みの自由研究にもいいかもしれません。なので、楽しみを奪ってしまわないように写真はここまでにしますが、工事の様子が見れるのと、写真なども日々更新されています。

 すでに見学者が3万人を超えているようですが、私が行ったときには観光客の方のほうが多かったので、ぜひ今しか見ることができない赤れんがの仮設見学施設へ地元民も見学に行きましょう。

北海道庁旧本庁舎(赤れんが庁舎)仮設見学施設
札幌市中央区北3条西6丁目 北海道庁敷地内
公開期間 令和5年5月7日~令和6年5月上旬
開館時間 8時45分~18時(最終入場17時50分)
休館日 12月31日~翌1月3日
※8月27日(日)は、道庁の敷地内が北海道マラソンの一部コースになっているため臨時休館のようです。
入館料 無料(事前予約不要)
問い合わせ先は仮設見学施設受付070-7824-1796

Facebook 赤れんが庁舎(北海道庁旧本庁舎)改修事業

講師、ローカルタレント、元ラジオパーソナリティ(札幌市)

札幌生まれの札幌育ち。札幌から14日以上離れたことがない生粋の札幌っ子です。 趣味はスポーツ観戦全般(特にコンサドーレ札幌、ヴォレアス北海道、スキージャンプ)、韓国ドラマ鑑賞、女子大生としての勉強です。 教員免許は、高校は地歴公民、情報、家庭、商業、中学は社会、技術、家庭を所持。司書教諭、図書館司書、学芸員の資格もアリ。学ぶことが大好きなので、今年度も女子大生です。

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