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秩父鉄道の一日乗車券は、平日も使えるデジタル版が便利でお得!2月は長瀞のロウバイが見頃!

やた香歩里花火鑑賞士な旅ライター

突然ですが、私、車の運転ができません。免許をもっていないので。
なので、移動は常に公共交通機関。

旅に出る際は、鉄道・バス・飛行機・タクシー・レンタサイクルそして自分の脚を駆使して移動しています。
必然的に、各種交通機関のお得チケット情報には敏感に。

そんな私が最近、「これはいい!」と思ったのが

秩父鉄道の「秩父路遊々フリーきっぷ」のデジタル版。

以前から発売されていたきっぷですが、デジタル版の登場が登場して、ぐっとお得で便利になりました!

一日乗り降り自由で1500円!紙券よりお得!

埼玉県の北部から南西に向かって走る秩父鉄道。
羽生駅から三峰口駅まで、約72kmを繋いでいます。

秩父鉄道「秩父路遊々フリーきっぷ」は、その秩父鉄道全線が一日乗り放題になるきっぷ。

2023年2月現在、従来からの紙製のきっぷ(以下「紙券」)と、デジタル版があります。
料金は、紙券だと1600円(子ども800円)ですが、デジタル版だと1500円(子ども500円)と100円お得。子ども用だと300円もお得なんです!

秩父鉄道は、羽生駅から三峰口駅までの全線を乗り通すと、料金は片道1070円、往復で2140円になります。
なので、ただ往復するだけでも「秩父路遊々フリーきっぷ」を利用する方がお得になります。

ちなみに、主要駅から人気観光スポット間の料金は以下のとおり(2023年2月現在)。

羽生駅~長瀞駅:片道880円、往復1760円
羽生駅~秩父駅:片道960円、往復1920円
熊谷駅~長瀞駅:片道780円、往復1560円
熊谷駅~秩父駅:片道880円、往復1760円

なので、この間を往復利用するだけでも、デジタル版であればモトがとれてしまうのです。

デジタル版なら通年購入・利用が可能

デジタル版はお値段だけでなく、もう1つお得なポイントがあります。

以前から販売されていた紙券の「秩父路遊々フリーきっぷ」の利用日は、基本的に土日祝日を中心とした期間限定となっていました。

しかし、デジタル版は通年利用が可能

なので、平日のお休みが多い人や、混雑を避けて平日にお出かけしたい人に、とても嬉しいきっぷとなっています。

デジタルチケットの使い方は?

デジタル版の購入は、アプリ「EMot」またはEMotのスマホ専用サイトからとなります。

アプリ「EMot」での画面はこちら。
「使う」をタップすると所持しているチケットが表示され

「秩父路遊々フリーきっぷ」をタップすると、下の画面になります。
利用時には改札でこの画面を見せるだけなので、手軽です。

協賛施設でフリーきっぷを提示するとちょっとしたサービスが受けられたりもするので、ぜひ利用してみてくださいね。

また、秩父鉄道にはSL「パレオエクスプレス」が走っていますが(2023年2月現在、冬季運休中。春より運行再開予定)、別途SL指定席券を買えばSLにも乗車可能。

一部急行も運行していますが、こちらも急行券を別途購入すれば乗車可能です。

長瀞でハイキングして、帰りに秩父で地元産のウイスキーを飲んだり。

長瀞岩畳
長瀞岩畳

三峯神社に参拝して(三峰口駅からバス)、秩父駅から秩父神社に、さらに長瀞駅から寳登山神社に参拝するスペシャルパワースポットめぐりもできます。

ちなみに、2023年2月現在、「秩父鉄道で幸せを呼ぶ列車旅 ちちぶ御朱印めぐり」を開催中。
対象となる寺社は、秩父三社(寳登山神社、秩父神社、三峯神社)および、秩父札所13番(慈眼寺)、秩父札所15番(少林禅寺)、 秩父札所16番(西光寺)。

この6つの寺社で御朱印をいただく際に秩父鉄道の乗車券類を提示すると、「オリジナル木札ストラップ」がもらえるんです。
もちろん、デジタルチケットもOK

オリジナル木札ストラップ(画像提供:秩父鉄道株式会社)
オリジナル木札ストラップ(画像提供:秩父鉄道株式会社)

2023年1月14日(土)~3月31日(金)の冬季期間限定で、木札ストラップを3つ集めると「オリジナル箸置き」のプレゼントもありますよ!

オリジナル箸置き(画像提供:秩父鉄道株式会社)
オリジナル箸置き(画像提供:秩父鉄道株式会社)

なお、箸置きのプレゼント引換は寺社ではなく、秩父鉄道の長瀞駅、秩父駅、御花畑駅、三峰口駅の窓口での対応となります。
木札・箸置きともに無くなり次第終了なので、ご希望の方はお早めに。

2月には、長瀞ではロウバイが見頃に。

宝登山ロウバイ園
宝登山ロウバイ園

春になれば、羊山公園の芝桜も。

羊山公園 芝桜の丘
羊山公園 芝桜の丘

北の方なら、熊谷桜堤も熊谷駅から徒歩5分ほど。

熊谷桜堤
熊谷桜堤

都心からも行きやすく、沿線に見どころたくさんの秩父鉄道。

遊びに行くならぜひ、デジタルチケットで!!

【公式】秩父鉄道
【公式】秩父鉄道 乗車券情報(お得なきっぷ)

花火鑑賞士な旅ライター

宮崎生まれの大阪育ち。人生の約半分を京都で過ごし、現在は千葉在住。もとからの旅好きが、関東移住を機に花火にはまり、旅の目的に花火鑑賞が加わりました。遠くへの旅行も好きだけど、身近なお出かけも好き。どこかで見た素敵なものを、誰かに伝えたい。知って欲しい誰かと知りたい誰かを繋ぎたい。ビアテイスターで日本酒ナビゲーターで温泉ソムリエで花火鑑賞士な旅人。

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