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餃子花火も上がる!?「2023うつのみや花火大会」は8/12開催!チケット販売は7/10から

やた香歩里花火鑑賞士な旅ライター

栃木県宇都宮市で開催される「2023うつのみや花火大会」は、2023年は8月12日(土)に開催されます。

子どもたちの絵が花火になったり、「うつのみや花火大会」のイメージソングで花火を上げたり、宇都宮ならではの餃子の花火が上がったりと、思わず笑顔になる楽しい花火大会です。全エリア完全チケット制で、チケットは7月10日(月)発売。お手頃価格の席も用意されているので、ぜひチケットを買って会場へ!                              

【うつのみや花火大会】
開催日:2023年8月12日(土)
※雨天決行、荒天時は8月13日(日)に順延
会場:栃木県宇都宮市 道場宿緑地(鬼怒川河川敷)

※花火大会の内容等は過去の開催時のものを参考にしています。2023年には変更される可能性がありますので、ご了承ください。

地元宇都宮へのこだわりが楽しい「うつのみや花火」

「うつのみや花火大会」は、一度中止になった地元の花火大会を、有志が集まって2007年より復活させた花火大会。地元での開催に強いこだわりをもつ花火大会だからか、宇都宮の人を楽しませたい、という気持ちが強く感じられます。

たとえば、地元の子どもたちが描いた花火を形にしたり。

地元ミュージシャンによるイメージソングを採用し、その曲でスターマイン(速射連発花火:たくさんの花火を連続して打ち上げる方式)を上げたり。

花火大会は大きく3部構成で、いずれも音楽に合わせた華やかなスターマインです。
数曲を連続して上げ、人気曲もたくさん取り入れられるので、とても盛り上がります。

第二部では、地元ミュージシャンの歌うイメージソングに合わせたスターマインがあがります。

栃木県の名産の「苺」や、宇都宮名物の「餃子」も夜空に浮かびました。

左側に赤い苺が
左側に赤い苺が

右下に小さな餃子!
右下に小さな餃子!

きれいな大輪の花火のそばにさりげなく上がっていたりするので、見つけるとちょっと嬉しかったり(笑)

他にも宇都宮の名物が上がるかも?

見ごたえあるスターマインの中にさりげなく上がる遊び心が楽しいです。

第三部のプログラムは、「雷都うつのみや」。まさに雷のように激しく花火が光るスターマインが展開されます。

このプログラムは例年、山梨県の煙火店マルゴーが担当しています。

そのマルゴーは、2022年の「全国花火競技大会」(大曲の花火)で内閣総理大臣賞を受賞しました。そのときの10号自由玉の部の作品を、このプログラムの中で上げるそうです。関東でこの玉が上がる機会はそうそうないと思いますので、ぜひお見逃しなく!

随所にご当地感漂う「うつのみや花火大会」ですが、花火以外にも…

会場のライトが餃子!
いや、こんがり美味しそうに焼けてます。

出店にももちろん宇都宮餃子のお店が出ていました

花火大会にご当地色が出るのは珍しいことではないのですが、「うつのみや花火大会」の場合はよりそれがはっきり反映されているように思います。

かといって地元受け一辺倒というわけではなく、よその人間が見ても、なんだか微笑ましく楽しく思えるような地元愛に溢れています。

全エリア完全チケット制

2023うつのみや花火大会は完全チケット制となっており、チケットがなければ、会場への入場はもちろん、駐車場や駐輪場、会場へのシャトルバスも利用できません。

また、当日券の販売もないそうなので、事前のチケット購入が必須です。

公式サイトには、チケットを持っていない場合は、会場周辺を含めて来場をご遠慮ください、とあります。

これは、人が過剰に集まることによる周辺地域の混乱を防ぐことが目的です。

多くの花火大会がこの対応に苦慮しています。状況によっては、花火大会の安全な運営を妨げ、今後の花火大会の存続にも関わってきます。

どうぞご理解のうえ、チケットを購入して会場でゆとりをもって楽しんでくださいね。

チケットについて

「うつのみや花火大会」では、飲食を楽しみながらゆったり観賞できるテーブル席(4名用:18,000円、5名用:22,500円)や、カップルで落ち着いて楽しめるスペシャルカップルシート(10,000円)から、お手頃価格のイス席(2,500円、自由席)やシート席(1,500円、自由席)まで、多彩な席が用意されています。

また、立って三脚を使用できるカメラマン席もあります(10,000円)。

右手がカメラマン席
右手がカメラマン席

1区画が2m×2mと広く、1区画につき2名まで入場できるので、2人で撮影するもよし、撮影者と撮影しない人が同じスペースで見るもよし。
カメラマン席は1スペース1名であることが多いので、かなりお得な席です。

2022年にこの席を利用しましたが、広いし目の前を人が通ることがなく、とても快適でした。2023年が同じ配置かはわからないので、同様の環境ではない可能性もありますが、個人的には良いカメラマン席だなと思いました。

花火も正面から見えました
花火も正面から見えました

チケット発売は2023年7月10日(月)10:00から。イープラスにてインターネット購入できます。
ファミリーマートのマルチコピーにて直接購入も可能。

ほかに、25名まで入れる団体席(80,000円)や、未就学のお子様のいる家族連れ限定の「キッズパーク」(3000円)、県内在住の障がい者手帳をお持ちの方と同伴者が入場できる「多目的エリア」(2500円)なども用意されています。
「キッズパーク」は、周囲に気兼ねせず小さなお子様と一緒に楽しめるのがいいですね。
これらの席はイープラス販売ではなく、申込フォームやFAXでの申込となります。

宇都宮市民限定で無料で入場できる「宮っこエリア」もあるのですが、こちらはすでに受付を終了しています。

チケットについての詳細は、下記チケット販売ページにてご確認ください。

2023うつのみや花火大会WEBサイト|チケット情報

アクセスについて

車の場合

北関東自動車道 宇都宮上三川ICから約30分。
東北自動車道 宇都宮ICから約40分。
花火大会当日は臨時駐車場が設置されます。

公共交通機関の場合

JR宇都宮駅東口から関東バス柳田車庫行きで約20分、柳田車庫下車、徒歩約15分。
※2022年はJR宇都宮駅から、関東自動車による臨時バスの運行がありましたが、2023年はまだその記載がありません。今後の情報にご注意ください。

花火大会詳細や最新情報は、下記公式サイトにてご確認ください。

2023うつのみや花火大会公式サイト

花火鑑賞士な旅ライター

宮崎生まれの大阪育ち。人生の約半分を京都で過ごし、現在は千葉在住。もとからの旅好きが、関東移住を機に花火にはまり、旅の目的に花火鑑賞が加わりました。遠くへの旅行も好きだけど、身近なお出かけも好き。どこかで見た素敵なものを、誰かに伝えたい。知って欲しい誰かと知りたい誰かを繋ぎたい。ビアテイスターで日本酒ナビゲーターで温泉ソムリエで花火鑑賞士な旅人。

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