お盆も過ぎ、夏の花火大会もたくさん開催されました。ぼちぼち花火大会の季節も終わりかな…なんて思っていませんか？　いえいえ、秋にも見ごたえたっぷりの凄い花火大会がたくさんあるんですよ！　特に2023年の茨城県は、秋に大きな花火大会が集中！　おすすめの花火大会7選をご紹介します。

※花火大会の内容等は過去の開催時のものを参考にしています。2023年には変更される可能性がありますので、ご承知おきください。
また、掲載情報は変更される可能性があるので、必ず公式サイトで最新情報をご確認ください。

土浦全国花火競技大会（11月4日）「日本三大花火」の迫力を堪能

「日本三大花火」の１つに数えられる花火競技大会。「大曲の花火」と並んで、国内最高峰の内閣総理大臣賞が授与されます。10号玉・創造花火・スターマインの3部門が実施され、1部門だけでも出品できるので、「大曲の花火」よりも参加煙火店が多いのが特徴。よりたくさんの煙火店の作品が見られます。

競技の合間に披露される、競技外の「余興花火」の豪華さも「日本三大花火」に納得の素晴らしさ。大会提供花火「土浦花火づくし」は、花火の盛んな茨城の煙火店渾身のワイドスターマインが堪能できます。

利根川大花火大会（9月16日）極上のエンタメ花火！

千葉県との県境にある境町の利根川河畔で開催される花火大会。打上数約3万発のスケールもさることながら、４つの人気煙火店が豪華な音楽つきスターマインを披露する、とてもエンタメ性の高い花火大会です。

4つの煙火店は、地元茨城の野村花火工業・山﨑煙火製造所、長野の紅屋青木煙火店、山梨のマルゴー。この4社は、大曲・土浦の両方の花火競技大会で内閣総理大臣賞を受賞しており、2023年7月時点で、両方でこの賞を受賞している煙火店はこの4社しかありません。まさに夢の競演。

見ごたえ抜群の花火大会だけに通常の観覧チケットは8/22時点で売り切れていましたが、25日（金）から一部席種が追加販売されます。ほかにふるさと納税やツアーの場合はまだ受付可能なようなので、詳細情報を公式サイトにてご確認ください。また五霞町では利根川大花火大会にあわせ「ごかマルシェ」を開催、五霞町側にも有料観覧席が設けられます（8月23日（水）から販売）。

常総きぬ川花火大会（10月28日）混雑控えめ、花火は豪華！

かつては8月11日に開催されていたのですが、コロナ禍での休止を経て、10月開催に変更されました。地元のお祭り的な和やかさがありつつ、打ち上がる花火は例年、野村花火工業、山﨑煙火製造所をはじめとする茨城の実力派煙火店が担当。首都圏の花火大会としては混雑控えめながら、見ごたえあるプログラムが展開されます。

2023年のプログラム詳細はまだ公開されていませんが、2019年以前は県外の煙火店を含めてのスターマイン競技なども実施されており、多彩なプログラムが期待できます。

ちくせい花火大会（10月21日）新星ながら勢いあり！

2021年から始まった新しい花火大会(2021年は無観客で開催)。こちらも、山﨑煙火製造所・森煙火工場・野村花火工業という地元の人気煙火店が担当します。河川敷をワイドに使った音楽つきスターマインなど、見ごたえあるプログラムが披露されます。

2023年は約20001発を打ち上げるということで、「約」なのか1発単位でカウントするんかどっちやねんと突っ込みたくなりますが、2022年の約15000発から大幅増なので、さらに密度の濃い打ち上げが期待できるのは間違いなさそうです！

大洗海上花火大会（9月30日）巨匠の花火を間近で！

「ふるさと納税フェスティバル」のなかで、音楽イベントと合わせて開催される花火大会。とはいえふるさと納税をしていなくても観覧できます。花火だけでなくライブも楽しめますが、その場合両方に参加できるチケットが必要です。

花火の打ち上げは例年、花火界のレジェンド・野村花火工業が担当。巨匠の花火が堪能できる花火大会として、花火ファンにも人気を誇っています。2023年は、2022年の6000発から倍増して12000発を上げることが予告されています！

おみたま花火大会（10月7日）初開催の花火大会！

小美玉市にて開催されるこちらの花火大会は、2023年が記念すべき第1回目となります。山﨑煙火製造所による打ち上げで、5000発以上のスケール、尺玉や音楽つきのスターマインが霞ヶ浦の湖上に上がる予定です。

鹿嶋市花火大会（10月14日）独特の景観が人気

鹿嶋市の北浦湖上で打ち上げられ、鳥居の向こうに広がる水中花火というフォトジェニックな光景が見られる花火大会です。2023年は約9000発の打ち上げを予定しており、人気の大玉108連発、水中スターマイン、超特大スターマインを予定しています。

有料観覧席はありません。場所とりは前日13日の15時以降に。なお、花火大会を特別観覧席で観賞でき、鹿嶋市周辺の観光スポットをめぐる1泊2日のツアーの募集もしています。