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10月の3連休に花火はいかが?東日本で10月7日・8日に開催の花火大会5選

やた香歩里花火鑑賞士な旅ライター

猛暑の夏がようやく終わり、いよいよ本格的な秋の訪れを感じる今日この頃。この週末、10月7日~9日は3連休となっていますね。せっかくの連休なのに予定が決まっていない方、急にお休みになった方、予定が急にキャンセルになった方、秋の花火はいかがですか? ちょっと遠出をしても、月曜日もお休みならゆっくり疲れもとれますよ。

10月7日・8日に東日本で開催される、おすすめの花火大会5選をご紹介します。

※掲載情報は記事執筆時点のものです。最新の情報は公式サイトでご確認ください。

10月7日:大曲の花火 秋の章(秋田)

秋田県大仙市で開催される「大曲の花火」は、夏の「全国花火競技大会」だけでなく、春と秋にも開催されています。2023年秋の「大曲の花火 秋の章」は「花火芸術祭」ということで、地元大曲の煙火店だけでなく、花火競技大会の双璧をなす茨城県の6業者の作品も打ち上げます! その中には、2023年8月に内閣総理大臣賞を受賞した野村花火工業の作品も。若手花火師の作品発表もあり、若手からベテランまで多彩な花火が見られます。フィナーレには10号玉100連発も予定!

有料観覧席のチケットはコンビニ端末にて販売。2023年10月5日19:00時点ではローソンまたはミニストップの端末で、イス席・テーブル席の購入が可能です。大曲商工会議所窓口でも販売あり。当日券も販売予定ですが、前売りのほうが安いです。いずれも残りわずかなのでお早めに。

開催日時:2023年10月7日(土)18:00~19:30予定
※荒天の場合、10月8日(日)または10月14日(土)に順延。
開催場所:秋田県大仙市大曲雄物川河畔 「大曲の花火」公園
アクセス:JR大曲駅から徒歩約30分
有料観覧席販売期間:10月6日(金)23:59まで(売り切れ次第終了)

当日券:2023年10月7日(土)15:00から、各観覧会入口にてイス席・テーブル席を販売
「大曲の花火 秋の章」公式サイト

10月7日:こうのす花火大会(埼玉)

関東最大の超特大花火、四尺玉(直径約120cmの花火玉)を打ち上げることで知られる花火大会。埼玉県鴻巣市で開催されます。2022年は四尺玉の打ち上げは無く、2019年も台風の影響で開催中止になったため、四尺玉が上がるのは実に5年ぶり。この四尺玉を含めた、三尺玉、尺玉300連発の「鳳凰乱舞(おおとりらんぶ)」は、他では見られない迫力と評判です。

額田第1会場・第2会場に協賛席・有料観覧席を設置。2023年10月5日19:00時点ではローソンチケット(WEBサイト)およびローソン・ミニストップの店頭端末にて額田第2会場のチケットが販売されています。見え方が額田第1会場と異なるため、公式サイトの注記をご確認の上でお求めください。ほかに吉見会場、ポピー会場などもあります。

開催日時:2023年10月7日(土)18:00開会予定
※荒天の場合、10月8日(日)に順延。
開催場所:埼玉県鴻巣市 糠田(ぬかた)運動場および荒川河川敷
アクセス:額田第1会場まで、JR鴻巣駅より徒歩約30分、ほか会場により異なる。
有料観覧席販売期間:10月6日(金)10:00まで(売り切れ次第終了)

※吉見会場には当日販売の有料観覧席設置予定。
「こうのす花火大会」公式サイト

10月7日:おみたま花火大会(茨城)

江戸時代には「常盤の水戸」が日本三大花火に数えられ、現代も「土浦全国花火競技大会」が日本三大花火の1つとされている茨城県。その茨城県で2023年から新しく開催されるのが、茨城県小美玉市の「おみたま花火大会」。霞ケ浦湖畔で打ち上げられます。大曲・土浦の両花火競技大会で内閣総理大臣賞を受賞している山﨑煙火製造所が打ち上げを担当、音楽つきのスターマインや尺玉連発も予定されています。日中はステージイベントが開催され、屋台も並びます。お祭り気分も楽しみたいならぜひ!

開催日時:2023年10月7日(土)18:30~19:30予定
※荒天の場合、10月8日(日)に順延。
開催場所:茨城県小美玉市 霞ケ浦湖畔(大井戸湖岸公園付近)
有料観覧席:販売期間終了
「おみたま花火大会」公式サイト

10月7日:流山花火大会(千葉)

千葉県流山市の花火大会が、4年ぶりに復活! 例年夏の開催でしたが、2023年は三郷流山橋完成記念として秋開催になりました。江戸川対岸の三郷市と同時開催で、合わせて約14000発(流山側は約8000発)を打ち上げる予定です。音楽とシンクロして打ち上げる「流山スカイミュージカル」も、千葉県誕生150周年ということでバージョンアップ!

なお、対岸の埼玉県三郷市で開催される「三郷流山橋完成記念花火大会」は全席有料観覧制としており、すでに販売終了しています。

開催日時:2023年10月7日(土)18:00~18:40予定
※荒天時中止、順延なし。
開催場所:千葉県流山市流山1~3丁目地先 江戸川堤
アクセス:流山鉄道 流山駅または平和台駅から徒歩約5分
有料観覧席:完売。ただしキャンセル等により、購入が可能になる場合あり。

無料エリアの場所取りは10月5日(木)より可能。詳細は公式サイトにて確認を。
「流山花火大会」公式サイト

10月8日:三陸花火競技大会(岩手)

2020年から陸前高田市で開催されている花火大会。2021年以降は春と秋に同じ高田松原運動公園で開催されていますが、秋は全国の若手花火師による競技大会を行っています。競技だけでなく、音楽つきのスターマインも多数打ち上げられます。昼間は地元郷土芸能などのパフォーマンスが行われ、屋台が立ち並ぶ「さんりくフードビレッジ」も。

全席有料観覧席で、まだチケットは販売されています。会場に無料エリアはなく、会場周辺で観覧するのは近隣のご迷惑になるので、チケットをご購入の上で会場内で楽しんでください。また、周辺に無料で駐車できるところはないので、必ず駐車場チケットも合わせてご購入ください。

開催日時:2023年10月8日(日)18:00~19:30予定
開催場所:岩手県陸前高田市 高田松原運動公園
アクセス:三陸自動車道「陸前高田長部IC」から車で約5分
有料観覧席販売期間:公式サイトにて2023年10月7日23:59まで(売り切れ次第終了)
「三陸花火競技大会」公式サイト

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秋は夏よりも空気が澄んでいることが多く、花火がクリアに見えます。

また、日没が早いので早く始まって早く終わり、終了後に時間的な余裕があるのも秋の花火の嬉しいところ。花火の間はちょっと寒いのでビール片手にという気分にはならないかもしれないけど、花火の後に食事をしたり、飲みに行ったりする時間もゆっくりとれます。また、ちょっと遠方でも早く終わるので日帰り可能だったりもします。

特に10月上旬は、気候も暑すぎず寒すぎず(場合によっては冷えることもありますが)のいい季節なので、この時期の花火大会は本当にお勧めです。秋の花火を見たことがない人は、ぜひ体験してみてくださいね!

花火鑑賞士な旅ライター

宮崎生まれの大阪育ち。人生の約半分を京都で過ごし、現在は千葉在住。もとからの旅好きが、関東移住を機に花火にはまり、旅の目的に花火鑑賞が加わりました。遠くへの旅行も好きだけど、身近なお出かけも好き。どこかで見た素敵なものを、誰かに伝えたい。知って欲しい誰かと知りたい誰かを繋ぎたい。ビアテイスターで日本酒ナビゲーターで温泉ソムリエで花火鑑賞士な旅人。

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