温暖化で毎年開花が早まる傾向にある桜。ちょっと昔は入学式の時期だったので出発を彩るピンクの花がこころを躍らせてくれていました。

ところが昨今。年々開花の時期が早まってきたようで、もはや桜のイメージは「卒業」「別れ」のような少しセンチメンタルな感情が伴っていますね。

上の2枚の写真のように、昨年の今頃は満開だったので。

そんなことから全国各地の名所では桜イベントを3月下旬にしたのに…。といったニュースが飛び込んできています。今年は今になっても咲いてくれない。自然のこととはいえ。

さて、市川市の桜の名所である「里見公園」と「じゅんさい池緑地」の桜は果たしていかがか。3月30日現在。まずは市川市民の憩いの場であり、花の名所である「里見公園」。

3月20日から31日まで行われている桜まつりにあたり、沿道には出店が連なって盛り上がっています。しかしながら、公園内の桜はまだまだ蕾の状態。

早咲きの河津桜はほんの少し花はありますが、

すでに鮮やかな緑の葉をたたえておりどちらも残念ながら見ることはできません。

それでも半袖でも過ごせそうな気分のいい休日ですから、お弁当や出店のメニューをもって芝生の上でゆっくりと憩うには最適ですから是非出かけてみてください。

一方、「じゅんさい池緑地」はどうでしょうか。

池に沿って植えられている桜は一分？二分？咲き程度ですが、

ちらほらと花が咲いており、がんばれもう少し！といったところ。

どちらも30日の高い気温で一気に蕾が膨らんで、さらに咲いて、となってくれるいいですね。31日を楽しみにしつつ。

【里見公園】
住所：市川市国府台3-9

【じゅんさい池緑地】
住所：市川市中国分4-27