Yahoo!ニュース

【介護福祉士が教える】薬の飲み忘れや、重複を防ぐ便利な方法

↓YouTubeでは、音声付きの漫画を見られます。

錠剤、カプセル、粉薬など、一度に複数の薬を処方されると、ついうっかり一部を飲み忘れたり、量を間違えたりして、管理が難しいなと感じることがあります。

そんな薬の管理を簡単にする、便利な方法があります。

朝・昼・夜など、一回ごとに薬を分けて包装してもらう『一包化』です。医師や薬局に気軽に相談してみましょう。

薬の性質によっては、一包化が難しい場合もありますが、そんな時は、袋の薬とシートの薬をそれぞれ一回分ごとにホッチキスやテープで、自分でくっつけてみましょう。

ホッチキスの場合は、袋の端の接着面でとめると、薬の入っている部分に穴が開かないので安心です。

一回ごとに分包された袋に『〇月〇日 朝』のように記入します。

この時に、袋に傷がつかないように、先の柔らかいペンで記入してくださいね。

一包化した薬を、箱やウォールポケットに入れると、より分かりやすいですね。

いつ飲むか、すでに飲んだかが一目で分かるので、飲み忘れや重ね飲みの防止ができます。

飲んだ後に、空袋をボックスの元の場所に入れておくと、確認に便利ですよ。

介護福祉士としてデイサービスや訪問介護の現場で働いてきました。職場の上司の指導で、研究会での発表や、学術誌へのケースレポートの投稿なども積極的に行なっています。また、子どもの頃から好きだった漫画やイラストを描くことで、認知症の知識や介護のコツをわかりやすく伝えることを心がけています。

【介護マンガ】夢はるかの最近の記事