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コロナ禍の新生活!玄関に置いておきたい衛生グッズの賢い収納法

吉川永里子収納スタイリスト(R)・整理収納アドバイザー

4月、新年度のスタートです。

新社会人のスタート、入学入園など新しい生活が始まる方も多いのではないでしょうか?

テレワークなどであまり外出しないという方もいますが、毎日通勤通学する人はマスク生活が続きますね。

出かける際に必須になったマスク、どうやって収納・保管していますか?

マスクは目線の高さに置いておくと忘れない

わが家には小学生の男の子が3人もいます。

登校時のマスク着用が必須になってから、しょっちゅうマスクを忘れていました。

朝何度も「マスクしていって〜」と追いかけていました。

それが、たったひとつ、マスクの置き場所を変えただけで一切忘れなくなりました!

それまでは、リビングのハンカチやティッシュを入れている引き出しに、一緒に収納していました。

毎朝ハンカチを持つんだから、マスクも一緒に取れるだろうと思ったからです。

でも、ダメでした。

そこで、玄関の扉にフックをつけて吊り下げ収納することにしました。

大切なのは、使う人の目線の高さに設置すること!

玄関を出ようとした時に、嫌でも目に入るところにフックをつけるのがポイントです。

そうすることで、あ!マスク!と、必ずマスクを着用していってくれるようになりました。

これは子どもだけではなく、大人でも有効な方法です。

使い捨てのマスクは下駄箱に収納

それから、不織布の使い捨てマスクは、ボックスなどに入れて下駄箱の中に収納すると便利です。

靴を履いた後、あ!マスク忘れた!となった時のショック、誰しも経験があると思います。

そうなった時に、靴を脱がなくても取れる場所に使い捨てのマスクがあるのはありがたいです。

箱入りのマスクの場合、紙のフタ部分だけ切り取って、出しやすくしておくとよいでしょう。

小包装でプラスチックの箱などに入ってるものは、そのままポンとおくだけでOKです。

ただし、下駄箱内は靴や傘など、衛生面が担保されていないものも一緒に収納すると思います。

マスクはそういった衛生的でないものと、違う棚やスペースに収納するようにしてください。

ノーアクションで手指の消毒をする

マスク以外に玄関に置いておきたいものといえば、消毒液やアルコールスプレーですね。

帰ってきたらあちこち触る前に、サッと手指の消毒をしたいと思う方は多いです。

そういった場合、玄関にアルコールスプレーなどを置いておきましょう。

下駄箱の形状が、モノを置きやすいタイプなら、そこに自動で噴射されるディスペンサーを設置するのが一番わかりやすいです。

でも、玄関が狭いお家やモノを置けるような下駄箱ではない場合、置く場所を新設しないといけません。

オススメの方法は3つ。

①マグネットタイプの棚を取り付ける

玄関扉はマグネットがくっつくものが多いので、マグネット式の棚をつけて、そこにスプレーを置きましょう。

高さなども簡単に動かせるので便利です!

②スプレーボトル自体にマグネットをつける

棚に置くのではなく、ボトルを直接玄関扉にくっつけてしまうという方法もあります。

100円ショップなどで売っている「超強力マグネット」を接着剤やテープでボトルにつけるだけで、見事にスプレーボトルが扉にくっつくようになります。

③傘立てなどに引っ掛ける

トリガーがついているようなタイプのスプレーボトルを選べば、傘立てやフックなどに引っ掛けて収納できます。

買ってくる消毒スプレーの選び方を変えれば、もっともシンプルで何も用意しなくていい方法です。

ウィズコロナな生活は、まだまだ長く続きそうです。

マスク着用・手指の消毒が日常生活で当たり前になった今、上手に衛生グッズを収納してスマートかつ衛生的に暮らしていきましょう!

\玄関収納の参考になるブログ記事はこちら/

■玄関収納・靴の整理ビフォーアフター!収納に入りきる量にする

■玄関に散らかる子ども靴の定位置を決めて収納する

収納スタイリスト(R)・整理収納アドバイザー

2008年より整理収納アドバイザー・収納スタイリストとして活動を開始。片づけられなかった過去の経験を活かし、「片づけはストレスフリーに生きる近道」をモットーに整理収納や暮らし術について発信。働くママ・妻・女性目線で行うライフスタイル提案が好評で、個人宅のアドバイスから、メディア出演や講演会など幅広く活躍中。プライベートでは離婚・再婚を経験し、現在はステップファミリーとして、夫と5人の子ども達に恵まれる。著書は『もっとラクに生きる!暮らしの整理術100』『なかなか捨てられない人ための鬼速片づけ』など多数。

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