ある晴れた日のドッグランでのお話

いつも元気で明るいトイプードルのプー君と飼い主さん。
なのにこの日は飼い主さんがなんだか悲しそうな顔でドッグランにやって来ました。
その理由を尋ねると…

知らない人に「ペットショップは悪！」と立て続けに責められたそうです。
プー君との大切な出会いを頭ごなしに否定され、悲しくなった飼い主さん。
一緒に話を聞いていたのは、ご近所で産まれた雑種の子犬をもらい受けて長く育ててきた犬友さんと愛犬花ちゃん。
犬友さんも驚いているようです。

何と犬友さんは逆に「雑種だから」と文句を言われた事があるそうです。
言葉を失う犬飼達。
一方犬達は…

出会った時の思い出話に花を咲かせて、自慢気にご満悦中。
出会った場所が違くても、出会った経緯が違くても関係ないよね。
だって今が幸せなんだもん。

だから飼い主さんもその運命の出会いに自信をもって。
犬との運命の赤い糸をどうぞ大切にしてください。

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作者プロフィール

▲ヨシモフ郎
普段はInstagramで愛犬【ドベとノラ】を中心に漫画や絵を描いてます。
最近Twitterも始めました。
この度Yahoo！クリエイターズも始めましたのでフォローやいいねをよろしくお願いします！
▲ドベ
モフ郎家の長男。
ブリーダー出身のドーベルマン。
▲ノラ
モフ郎家の次男。
山徘徊から保健所捕獲からシェルターを挟んで我が家へ来た雑種。
▲ちゃと
5匹預かった保護猫で1匹だけ未だ家族が決まらずに我が家にいる子猫。
絶賛運命の赤い糸探索中。

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ちょっぴり真面目な、あとがき

ペットショップの在り方は近年よく問われ、徐々に見直されつつあります。
動物愛護の国で知られるイタリアやドイツはすでにペットショップでの生体販売が禁止されていたり、日本のペットショップでも生体販売を停止している店舗や、逆に保護犬猫を取り扱ってる店舗も目にするようになりました。
作中にあります「パピーミル」とは「ブリーダー」とは違い、お金儲けのために子犬を乱繁殖している業者を指している言葉です。
今後は考えていかなければいけない問題ですが今生きてる子達に罪はなく、かわいそうでもないのです。
どうか出身で今幸せな子とその子を大切にしてくれてる飼い主さんが一人でも悲しまなくていいように願い、書かせて頂きました。
この漫画が悩んでいる人にも届くといいな、と。
真面目な話をするのは少し恥ずかしいヨシモフ郎ですが、今後とも是非よろしくお願い致します。