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【立川市】感覚を研ぎ澄ませ!「ブラインドサッカー」を体験したらとっても楽しかった。

ヨッチ地域ニュースサイト号外NETライター(立川市・昭島市)

東京都が主催する参加型運動体験イベント「アーバン・フィットネス 2022 in TACHIKAWA & TOKYO Sta.」が2022年10 月22日(土)~23 日(日)に開催されました。初日の10月22日(土)に会場となっているGREEN SPRINGSへ行って「ブラインドサッカー」を体験しました。

パブリックスクエアには、インストラクターの方とリアサイズやラテンダンスをしていたり、隣ではブラインドサッカーの他にモルックの体験会も行っていました。

今回取材させていただいたのは、ブラインドサッカー略してブラサカです。

ブラインドサッカーとは

感覚を研ぎ澄ませてプレーするサッカーのことです。視覚に障がいのある選手が行うサッカーは、障がいの程度によって「ブラインドサッカー(5人制サッカー/Football 5-a-side)」「ロービジョンフットサル( Partially sighted Football )」という2つのカテゴリーに分かれています。いずれもフットサルをもとに考案されたスポーツで、感覚を研ぎ澄ませ、声や音、仲間を信じる気持ちを頼りにプレーします。ブラインドサッカーは、いわゆる「見えないサッカー」。ゴールキーパー以外が全盲の選手で、アイマスクを装着し、音の出るボールを用いてプレーします。

体験会では、アイマスクを着用してパス体験やシュート体験ができます。

笑顔の素敵なお母さんと息子さんが体験。アイマスクを着用して礼儀正しくご挨拶。

スタッフさんがコーンを叩いて音を出します。体験者はボールを蹴る方向を指さしてから蹴ります。

コーンの方向へ向かってる!

すごーい!ナイスゴール!楽しそうに体験していて癒されました。音がなった方向が分かってるんですね。集中力もアップしそう。

体験者にはスポンサーのTANAKAホールディングス株式会社よりプレゼントがありました。ブラインドサッカーのラバーキーホルダー。筆者も体験したのでいただきました。心があったかくなる可愛いデザインです。体験して思ったのは、アイマスクを着用すると絶対にボールに触れる気がしなかったのですが、不思議と声や音に敏感になり、集中できるんです。

日本ブラインドサッカー協会 内田 佳(けい)さんにお話を伺いました。

ブラインドサッカーを通じて世の中が障がい関係なく皆が仲良くしていければいいな、とすごく思います。障がいがあると何もできない、自分と違うと思う人が多いけれども目隠しをしていてもサッカーはできる!

何もできないではなくて工夫をすれば友達と協力すればできるようになることもあります。障がい者は特別な人ではないということを伝えていきたいです。

内田さんはとてもユニークな方。お話上手で話の内容に引き込まれました。

TANAKAホールディングス株式会社 広報 須田 久美さん

自分の色々な可能性に気づくきっかけをもっていただきたいと思っています。例えばアイマスクを着用してサッカーボールを蹴ることは普段そんなことはできない。と思うかもしれませんが、アイマスクをしたら障がい関係なく皆同じ条件でボールを蹴れるというそれをどうやってより上手にできるのか?自分のもっている可能性は無限なのでそれに気づいて努力を重ねることを、それに気づいて努力を重ねることの大切さを健常の方と分かち合いたいです。

日本ブラインドサッカー協会は、小学校へスポ育として年に600件、企業へは100件、土日は100件から200件の体験会を行っているそうです。

小学校ではブラサカを自由研究にしている子や、英語、音楽、道徳・社会の教科書に掲載されたり、茨城県の高校入試ではブラサカが入試に出題されたそうですよ。

全国各地で体験会を行っているそうですので、お近くで開催の際にはぜひ体験してみてくださいね。筆者も初めて体験しましたが、想像以上に面白くてはまってしまいました。いろいろな気づきがあるかと思います。

「アーバン・フィットネス 2022 in TACHIKAWA & TOKYO Sta.」会場のGREEN SPRINGSでブラインドサッカーの取材をさていただきました。

地域ニュースサイト号外NETライター(立川市・昭島市)

立川市在住。姉が昭島市在住だったこともあり、子供の頃から立川市と昭島市を行ったり来たりしてました。立川市や昭島市はイベントやマルシェ、アウトドアイベントなどが多くって毎回、遊びに行っています。2024年はたくさんの方と交流したいです。お話し大好き♩今後も立川市・昭島市の楽しさ、魅力をお伝えします!

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