今回は大阪市平野区の「背戸口公園」の写真をご紹介します。場所は平野区役所から北へ少し歩いた阪神高速道路の高架下なんですが、実はこの公園はかつて走っていた電車の停留所の跡地なんです。その駅の名残りがある場所なのでご紹介します。

南海電気鉄道平野線の「西平野停留場」の跡地だそうです。地面には、線路をイメージしたものが描かれており、かつての南海平野線の路線図が描かれた「なんかいでんしゃひらのみち」という記念碑も設置されています。

私は大阪市外の生まれのため、詳しい歴史は知りませんでしたが、インターネットでこういう公園があると知り、今回は子どもと訪ねて遊んでいました。

いつも、ここでの投稿でお世話になっている記者さんも、小さいころにこのあたりで過ごしたことがあるそうで、昔の写真は持っておられませんでしたが「周りの大人から、地下鉄の谷町線が八尾南まで開通するまでは、ここに南海平野線があったと聞かされてきた」とおっしゃっていました。

しかし、線路のデザインでその名残りを楽しめる公園って、なにか素敵だなあと思いました。かつての終点だった南海平野駅跡も、名残りを感じられる素敵なスペースになっているということで、また機会があればご紹介できればと思います。