今回はかつて大阪市東住吉区にあった温泉施設「ラスパOSAKA」の跡地やその周辺の「矢田南部地域まちづくり」工事の様子です。

【拡大写真】同じ角度から撮影した今年春頃の写真

2023年4月19日と2023年5月15日に同じ場所に写真撮影に来ましたが、ラスパOSAKAの隣にあった市営矢田南住宅跡地は建物が解体されていました。

私は大阪府南部の出身ですが、いつも大和川の行基大橋を渡って大阪市に入る時に、このラスパOSAKAと市営矢田南住宅の建物がドーンと建っていたので、ここを通ると「大阪市内に入ったな」という目印の一つでしたが、いよいよこれがなくなるんですね。

【拡大写真】同じ角度から撮影した写真

ラスパOSAKAの建物は前回来た時と違いシートに覆われ、あの大きなガラス窓などはもう見ることができませんでした。建物の東側はシートに覆われていないため壁面が見えました。

ラスパOSAKAはかつて、大阪市が約120億円かけて作った巨大温泉施設でしたが、2010年3月末に閉館しました。

それからずっと、この閉館したままの状態が続いていましたが、このほど物流施設と商業施設（スーパーマーケット・ドラッグストア等の物販・サービス店）を設置することが決まり、2023年に入ってから工事が進んでいます。

この「矢田南部地域まちづくり」については、東住吉区役所のホームページに詳しい内容や経緯などが掲載されています。

【関連リンク】矢田南部地域まちづくり

さて、ラスパOSAKAの西側の道路を挟んだ駐車場跡地も工事が進んでいます。こちらの工事の看板を見ると「おおさかパルコープ東住吉支所新築工事」の文字がありました。

こちらもどう変わっていくか楽しみですね。