先日、大阪市東住吉区のラスパOSAKAの跡地についてお伝えするために、近くの大和川にかかる行基大橋からラスパOSAKA跡地の建物取り壊しの様子を撮影していましたが、その橋の下に東西に伸びる空き地がありました。それを地元出身の家族に聞くと「ああ、それは貨物線の跡地やね」と教えられました。

【関連リンク】この写真の撮影場所付近の地図。東西に空き地が伸びている

こちらの地図を見ていただいても、東西に空間が伸びているのが分かります。そうか、貨物線の跡地だったんだ。

私の家族は、子どものころ、大和川の河川敷にあった野球のグラウンドに向かう途中、この貨物線の線路の踏切などを渡った覚えがあるそうです。

東住吉区のホームページに「阪和貨物線」についての説明がありました。それによると、阪和貨物線は、関西本線の加美と阪和線の杉本町を結ぶ貨物専用線だったそうです。

【関連リンク】阪和貨物線と「おおさか東線」（東住吉区HP）

けど、貨物輸送の縮小にともない、2004年7月に閉鎖。2009年3月に阪和貨物線（加美〜杉本町路線の事業免許が廃止されたと書かれています。

今回はたまたま行基大橋の下の風景を撮りましたが、先ほどの地図にあるように、線路の跡地は今も各地で存在しているようです。

また、ほかの線路跡地もこれからお伝えできればと思います。