今回は、名古屋の街で世界レベルと言われるコーヒーを愉しみながら、心地よい音楽に耳を傾けられるカフェを紹介します。それがホテル【ニッコースタイル名古屋】にあるカフェ・レストラン「スタイルキッチン」。名古屋に行くと、いつも飲みたくなる一杯です。

≪心地よいBGMとスペシャルティコーヒー≫

喫茶店文化が根付く名古屋では、浅煎りのスペシャルティコーヒーの名店「TRUNK COFFEE（トランクコーヒー）」の、ホテルブレンドをいただけます。

トランクコーヒーの店舗ではシングルオリジン（単一農場単一品種）のみの提供ですが、ホテルのために飲みやすさを追及したブレンドを特別に用意。豆やドリップ方法、カップにまでこだわったコーヒーです。

シングルオリジンのコーヒーもあるので、飲みくらべてみると味の違いを楽しめます。

大きな窓と高い天井の開放的でお洒落なカフェ。高速インターネットも利用できるので、ビジネスにも利用したいお店です。

カフェのゲストも利用できるホテルの「コミューナルロビー」。こちらも天井が高く開放感抜群。棚には伝統工芸品やアートコレクションが飾られ、フォトスポットとしても人気です。

≪世界レベルのコーヒーとは≫

ホテルのコーヒーをプロデュースするのはトランクコーヒーの鈴木康夫代表。バリスタのハンドドリップ技術を競う「WBC（ワールド・ブリュワーズ・カップ）」で、チームを優勝に導いたほか、日本にも馴染みのある外国企業のトップに呼ばれ、個人的にコーヒーを淹れるなど、知る人ぞ知る人物。

コーヒーは淹れ方にもこだわります。鈴木代表のハンドドリップ術をプログラミングしたドリップマシンに、岐阜の陶器メーカー「ORIGAMI」と共同開発したドリッパーをセット。トランクコーヒーのハンドドリップをホテルで再現できるほか、このドリッパーはワールド・ブリュワーズ・カップの優勝チームが使用したことで、海外でも人気の高い製品です。

≪カフェメニュー≫

ホテルのレストランとしての役割も果たす「スタイルキッチン」では、コーヒーはもちろん、朝食やランチ、ディナーも提供。特にシェフが腕によりをかけたスイーツはオススメです。

日本はもちろん特に名古屋は苦味を交えた深煎りのコーヒーが主流ですが、デンマーク初の日本人バリスタとなった鈴木代表は、北欧風の浅煎りにこだわります。コーヒー豆本来の果実感や穏やかな酸味、苦みのないすっきりとした味は、これまでのコーヒー観を変える一杯になるはずです。
また、喫茶店文化が根付く名古屋では、コーヒーに豆菓子がサービスでつきますが、スタイルキッチンでもコーヒーを単品注文すると、トリュフ風味のナッツが添えられます。これがとても美味しいんです！

くり抜いたパイナップルを器代わりにして、ソテーした果肉やカスタードクリームをたっぷり入れ、表面を焦がしたクレームブリュレ。そこへ新鮮なフルーツをトッピングして、濃厚なクリームの甘さと果実の風味や爽やかな酸味が加わります。
食べ応え十分の、フォトジェニックな逸品です。

メープル風味の切り株型（ラウンド）パンを厚切にしたトーストには、スクランブルエッグを入れて、グリルしたベーコンとたっぷりのフレッシュ野菜をトッピング。メープルの優しい甘味やベーコンの塩味、タルタルソースなど、見た目からは想像できない甘じょっぱい味わいが堪りません！
提供時間は10時から20時30分（日曜のみ17時30分）まで。コーヒーや紅茶が＋￥320になるお得なセットも全日17時30分まで用意します。

ナイフでカットすると、中にはトロフワのスクランブルエッグがたっぷり。ボリュームもあって、遅い朝食やランチとしてもオススメです。

≪心地いいBGMがカフェタイムを彩ります≫

スタイルキッチンでは、24時間1曲も被らないBGMが流れます。選曲とプログラミングをおこなったのは、パリコレやGINZA SIXなどのBGMを手掛けるKenichiro Nishihara氏。季節や時間に合わせた曲が流れ、心地のいい音楽とともにカフェタイムを楽しめます。

エントランスには、プロフェッショナル仕様のDJブースを設置

ホテルでは毎月DJイベントを開催。予約も不要で、コーヒーやお酒を楽しみながら気軽に楽しめます。