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【東北屈指の朝食ビュッフェ】駅近ホテルで地元グルメを食べつくす

湯川カオル子旅・グルメ・温泉流浪人

旅先で地元料理を一挙に満喫したいなら、ホテルの朝食ビュッフェこそオススメです。「仙台国際ホテル」では、宮城県の有名ご当地料理から地域のローカルフード、質の高い地元食材まで網羅。外来のお客さんもウェルカムですよ!

≪食通も注目する仙台国際ホテル≫

仙台国際ホテルは、フードライターやトップブロガーが通うフレンチの「ロジェ ドール」や、黄綬褒章を授章した料理長が腕を振るう中国料理の名店「翠林(すいりん)」など、東北でもトップクラスの味を誇るホテルです。ここでは美味しい朝食ビュッフェを紹介します。

ホテルはJR仙台駅西口から徒歩5分。

ビュッフェ台には宮城県の地元グルメや、ホテルメイドのこだわりメニューがずらりと並びます。もちろん、食べきれません!

<画像提供:仙台国際ホテル>
<画像提供:仙台国際ホテル>

こちらはホテルからお借りした朝食ビュッフェのマップです。品数もさることながら、ローカルメニューの数は手抜きなし。地元の人すら食べたことのない料理だって並びます。

≪朝食で宮城グルメを食べつくす≫

意外なことに、ローカル料理が多い宮城県北部の登米(とめ)市。「伊達焼きそば」は、深蒸しの焼きそばと白ネギだけのシンプル料理ですが、麺がもちもち。

その隣にはホテルの中国料理店「翠林(すいりん)」特製の麻婆豆腐が並びます。なにしろ2021年に「黄綬褒章」を受章した中国料理の羽田満料理長の作。手作りラー油や自家製豆板醤を使ったら辛ウマです。
さらに麻婆豆腐を仙台焼きそばにかければ、ここ数年人気が出てきた「仙台マーボー焼きそば」を作れます。絶品ですよ。

写真右端は、甘辛のたれで卵とじにした登米市発祥の油麩。これをご飯にのせればローカルグルメ「油麩丼」の出来上がり。
この他「三陸産の鮭の塩焼き」や「大根の鶏そぼろあんかけ」が並びます。

仙台名物コーナーには「ずんだ餅」「笹かま」、辛味噌を包んだ「焼きしそ巻き」といった有名ご当地グルメのほか、名取市閖上(ゆりあげ)港産の「北限のしらす(閖上しらす)」など、食べてみたくなる名産品をそろえます。

サラダは「有機人参のキャロットラペ」や「さつまいものサラダ」、仙台国際ホテル伝統の味「キャベツのマリネ」など、ひと手間を加えたホテルの味わいを楽しめます。

朝からヘルシーな「野菜のしゃぶしゃぶ」。シェフ自ら厳選したフレッシな地場野菜をしゃぶしゃぶして、ドレッシングでいただきます。さっぱりしていて、野菜をたくさん食べられますよ。

大型ホテルだからこそ食べられるホームメイドのこだわりパン。様々なパンや料理が楽しめるよう、小ぶりサイズで作られます。
中でもオススメはバターの香りがふくらむクロワッサンと、香ばしく焼き上がる専用トースターまで用意したイギリスパン。苺バター(写真左手前)やジャムまでホテルの手作りです。

種類豊富なドリンクにもこだわります。一番人気で「自家製生野菜とフルーツのジュース」は、スムージーのような濃厚さ。
牛乳は蔵王山麓の生乳を使い、宅配や土産物店限定販売の「蔵王三十六景牛乳」。コーヒーは有機栽培です。

ヨーグルトも蔵王山麓の生乳を使った、もっちりと滑らかな最高級ブランド「フロム蔵王 極(KIWAMI)プレーン ヨーグルト」。さらに手作りのジャムや、シェフが厳選した丸森町石塚養蜂園の3種類の蜂蜜を用意します。

そのほかにも宮城県の美味しいものをそろえます。
宮城県のブランド卵「竹鶏ファーム」の温泉卵のほか、登米市にある二階堂製麺所のコラーゲンを練り込んだ手延べ麺「花つるりん」は、つるっとモチモチ食感。
白米は県内産「つや姫」。雑穀米には宮城県が開発した玄米「金のいぶき」が使われます。さらに村田町の無添加納豆「グリーンパール納豆」も用意。
そして伊達政宗が戦場食として青葉城内で作らせた、栄養価の高い「仙台味噌」のお味噌汁もお忘れなく。朝から元気になるパワフルな朝食です。

そして、仙台と言えば牛タン。高級牛タンをホロホロになるまで煮込んだホテル特製「牛タンカレー」こそ必食です。野菜や牛タンの旨味がぎゅっと詰まって、スパイシーな風味がアクセント。美味しい朝カレーを味わえるのも、ホテル朝食の醍醐味です!

仙台国際ホテル 1階「コーヒーハウス」
住所:宮城県仙台市青葉区中央4-6-1
料金:¥2,750
営業時間:7時から10時(ラストオーダー9時30分)
詳細はこちらをご覧ください 公式ホームページ(外部リンク)
取材協力:仙台国際ホテル
取材のため特別にご提供いただきました。

旅・グルメ・温泉流浪人

温泉にハマって全国を旅するようになって、2017年からは旅ライターをしています。ホテルなど宿泊施設の紹介や観光ガイド。グルメ記事では、アフタヌーンティーやカフェスイーツ、ホテルグルメもレポートします。特に草津温泉には今まで200泊以上。ガイドブックには載っていないレアな情報や、草津旅を満喫する方法もお知らせします。

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