2024年1月7日(日)より放送予定のNHK大河ドラマ「光る君へ」のテーマは、紫式部と「源氏物語」です。紫式部が日本最古の長編小説である「源氏物語」を書き始めたのは、大津市内にある石山寺に滞在していた際と言われています。

紫式部にゆかりのある土地や施設が多く残る大津市では、源氏物語誕生の地として、大河ドラマの放送に合わせて「大津市大河ドラマ『光る君へ』活用推進協議会」が設置されました。

市内の様々な場所で開催が予定されているイベントのうち、大津市歴史博物館、大津市伝統芸能館、石山寺、三井寺のものをご紹介します。

大津市歴史博物館では、2024年1月10日(水)〜2025年2月2日(日)の一年間にわたって「源氏物語と大津」の展示が開催されます。

展示品は6期に分けて展示替えをされるそうで、1月10日から1期めが始まります。2月23日(金・祝)には同志社大学教授による記念講演会「源氏物語と大津」も開かれる予定です。

大津市伝統芸能会館では、1月13日(土)に「『源氏物語』の世界へ」と題した講談と琵琶の弾き語りが行われます。

また、4月7日(日)には能楽「特別企画 紫式部の筆はしる 〜石山寺と源氏供養〜」の公演があります。

石山寺では1月29日(月)以降、企画展が開催されます。境内に「光る君へ びわ湖大津 大河ドラマ館」が設置されるほか、「源氏物語 恋するもののあはれ展」が同時開催されます。また、3月16日(土)から「石山寺と紫式部展」が始まります。

三井寺では1月29日(月)以降、「紫式部と三井寺展」が開催されます。紫式部に関連する文書が展示されるとのことです。

今回ご紹介したもの以外にも、市内のあらゆる場所で紫式部や「源氏物語」に関するイベントが計画されているようです。大津市に関連のある内容のドラマということで、放送開始が待ち遠しいですね。ドラマを楽しみつつ、関連する施設や展示にも足を運んでみてはいかがでしょうか。

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