守口市立もりぐち歴史館（旧中西家住宅）は、守口市指定有形文化財「建造物第1号」で大阪府下では現存例がなく、唯一の武家屋敷として極めて貴重な屋敷と庭園です。

日本南画界の巨匠で守口市名誉市民の直原玉青氏（故人）が描いたふすま絵が、一挙に公開する「襖絵特別公開」を開催中です。

中西家がこの地に居を構えたのは1555年と伝えられています。

現在の建物は今から220年以上前の1793年、江戸幕府の11代将軍徳川家斉時代に再々建された、大阪府下でも唯一現存する極めて貴重な在郷の武家屋敷です。

入館料のみ必要です。

一般200円、高校生・大学生150円、小学生・中学生100円です。（団体料金もあります）

中に入ると多くのふすま絵があり、これは見ごたえがあります。

ふすま絵を開けると奥へ奥へとふすま絵が繋がります。

日本南画の素晴らしさを、一人でも多くの方に見ていただきたいです。

ちょうどお伺いした際に他のお客さんがおらず、一人で貸し切りでしたので贅沢な気持ちになりました。

家屋の襖を開けると庭園があり、ゆっくりと座っていたくなる縁側がありました。

庭園を歩くこともでき、様々な花や木々が植えられて歩いていると旅行気分。

貴重な所蔵品も間近で拝見することができます。

駐車場は余裕がないため、お近くの有料パーキングを利用するか、なるべく公共交通機関、徒歩や自転車での来場が良いそうです。

交通アクセス

・コミュニティバス「愛のみのり号」東部巡回ルート「もりぐち歴史館」旧中西家住宅 バス停すぐ

・京阪電車「大和田」駅から北西へ約1.3キロメートル

貴重なふすま絵や屋敷、所蔵品の数々をこの機会にご覧になってはいかがでしょうか。

【施設情報】

守口市立もりぐち歴史館（旧中西家住宅）

住所：守口市大久保町４丁目２−２６ 旧中西家住宅

受付時間：10時～17時

休館日：毎週月曜日～水曜日

電話番号：06-6903-3601