首里城の近くで工事していることに気が付いたのは2020年のことでした。知人に聞いてみると「ワインとお菓子のお店」がオープンするとのことでした。

店名は「パポテペパン」。2020年5月のオープンから時々立ち寄らせて貰っています。

おやつもワインもお菓子もおいしいお店です。さっそく紹介しましょう。

「パポテペパン」はこんなお店

「パポテペパン」は首里城の近く、脇道に入った駐車場の一角にあります。

外からお店の中が見えないのですが、ワインもお菓子もおいしいので人気のお店になっています。

「パポテペパン」の店名の意味はブログに書いてありました。

「パポテペパン」はおやつもワインもテイクアウトのみのお店です。ですが、売りっぱなしにしていないので、”話のタネ”を販売するだけでなく、”芽が出るような”サポートもしてくださるお店になっています。

「パポテペパン」の店内の様子

「パポテペパン」は当蔵交差点から石畳の脇道に入り、数段の階段を昇って自動ドアから店内に入ります。

正面に焼菓子を中心としたお菓子が並んだカウンターがあり、その奥が厨房です。

お店のあちこちに描かれている動物は”ワオキツネザル”です。タヌキじゃないですよ。

左側には自然派ワインがずらっと並んだ冷蔵庫があります。ワインは自然派のワインが並んでいるので、見たことのないものが多いです。知らなくて当然なので、ワイン選びは店主さんに相談してください。

店主さんはソムリエでワインとコーヒーを担当し、奥様がおやつを担当しています。
カウンターには仕切りもなく、奥様がお菓子を作っている様子がよく見えます。

丸見えになってしまうので誤魔化しがきかないですね。丸見えと言うのは大変だと思いますが、作っている様子が見えるので買う側としては安心して購入することが出来ます。

おやつは焼菓子が中心です。沖縄の素材を使ったものもあって、他にはなさそうなお菓子が並んでいます。

どれもシンプルで派手なデコレーションがないので、作り手の意図したおいしさがダイレクトに伝わります。

ワインもお菓子もおふたりとゆんたくを楽しみながら選んでくださいね。

「パポテペパン」の焼菓子の実食です

パポテペパンは持ち帰りのみのお店なので、いくつか購入して家で楽しみました。

首里城クッキー

首里城正殿を型取ったクッキーです。売り上げの10%が医療従事者の義援金として寄付もされています。バターの風味たっぷりの王道のようなクッキーです。首里城正殿のカタチなので、お土産にしてプレゼントしても喜ばれますね。

レーズンサンド

ふっくらと煮こまれたレーズンはお酒が強くないので、子供も安心して食べられると思います。クリームたっぷりですが、しつこくないのでペロッと食べられます。

冷蔵庫で冷やしてから食べてくださいとありますが、帰り道に食べてしまうお客様が多い人気メニューです。

チョコタルト

チョコレートがたっぷりですが、滑らかで甘過ぎません。コーヒーと一緒に食べると極上の味わいです。

おやつが早々に売り切れてしまうこともあります。早めの来店が吉です。

月に一度の自然派ワインの試飲会「Brûlant（ブリュラン）」が楽しい

パポテペパンは自然派ワインもボトルで販売しています。普段はボトルのみでの販売ですが、月に一度の「自然派ワインの試飲会Brûlant（ブリュラン）」ではグラスで販売していて、テーマに沿ったワインの飲み比べが出来ます。

パポテペパンは自然派ワインを扱っているので、ワインに詳しい方でも知らないものも多いのです。入手の難しいワインを一杯ずつ飲めるのはとても楽しいです。

店主さんはソムリエなので、いろいろと教えてくださいますが押しつけがましくありません。

お客様の素直な感想や合わせたい食べ物などのおしゃべりを、ニコニコしながら聞いています。

ブリュランは月ごとにテーマが異なり、料理人とコラボしたり場所を変えることもあります。

私はブリュランでオレンジワインのおいしさを知り、これ以降飲むようになりました。

自然派ワインの試飲会Brûlant（ブリュラン）は予約制のことが多いので、インスタでご確認ください。

パポテペパンの基本情報

地図はこちらです。