私はコーヒーが大好きで、いつも手元に置いたまま仕事をしています。ですが、自分がどんなコーヒーが好きなのかは把握していませんでした。

TAMAGUSUKU　COFFEE　ROASTERS（タマグスクコーヒーロータース）は自家焙煎の豆の種類が豊富なので、ピンポイントで自分好みのコーヒーが見つかります。

大好きで何度も訪れているお店です。さっそく紹介しましょう。

TAMAGUSUKU　COFFEE　ROASTERS（タマグスクコーヒーロータース）はこんなお店

店名の「TAMAGUSUKU」は南城市の玉城（たまぐすく）のことです。コーヒー豆を玉城で焙煎しているので、この名前となりました。よく玉城にあるお店と勘違いされてしまうそうですが、お店は那覇にあります。

帽子の似合うマスターは気さくな雰囲気の方で、学生の時は化学、天文学、昆虫学を学んだ後に写真家になって、今でも写真家としての活動もされながらカフェも営んでいます。カメラマンじゃなくて写真家なので、展示会に出展されていたのを見に行ったこともあります。

研究熱心なマスターなので観察眼が鋭いのでしょう。おしゃべりをしたいお客様かどうかすぐにキャッチし、プライバシーには踏み込まず、程よい距離感で話しかけてくださいます。PC作業をしている方には話しかけませんし、お客様同士の距離感もニクイくらい丁度いいのです。

ドアから店内に入ると左側が厨房で、右側にテーブル席が10席ほどあります。壁はピンク色ですが、インテリアがかわいすぎないので男性のお客様も多いお店です。

TAMAGUSUKU　COFFEE　ROASTERSではコーヒー豆を選べます

メニューは厨房の奥の黒板を見てください。

ホットコーヒー、アイスコーヒー、カフェラテ、アフォガートなどのシンプルなメニューです。

コーヒー豆の種類は日によって異なります。

ホットコーヒーとアイスコーヒーはカウンターに並んでいる6~9種類の豆の中から選べます。あっさりした味わいの浅煎りから、コクと苦みのある深煎りがあります。どんな感じが好きか好みを伝えてください。オススメのコーヒーを紹介して貰えます。

私はこちらに伺ってから、酸味が少なくて、コクがある深煎りのコーヒーが好きなことに気がつきました。

TAMAGUSUKU　COFFEE　ROASTERSでコーヒーを頂きました

私はこのお店が大好きで何度もお邪魔していますので、まとめて紹介します。

インドネシア・マンデリンのホットコーヒー

マスターは注文を受けてから丁寧にハンドドリップでコーヒーを淹れてくださいます。この美しくゆったりしたハンドドリップの所作もコーヒーの味のうちだと思います。

深煎りなので苦いのですが、それよりも旨みが強いのであまり苦さを感じません。雑味がないのでイヤないがらっぽいところがなく、後味がすっきりしています。

コスタリカ／レッドハニープロセス

独特な香りします。私は少しだけ砂糖を入れて飲むのが好きです。中深煎ですが、ちょっぴりクセがあるのが魅力だと思います。

マスターは豆によって、カップを変えてくださいます。器によって味わいが異なるのは周知の事実だからです。私はこのドシっとした大地を感じる、厚みのあるカップで飲むのが一番おいしいと思います。

フィナンシェ

私はたいてい、お菓子と一緒にコーヒーを飲んでいます。お互いを引き立てあってよりおいしくなるからです。少しだけアーモンドの香りがして甘過ぎないフィナンシェです。お菓子は仕入れるとすぐに売り切れてしまうので、見つけたら急いで注文してください。

アフォガード

TAMAGUSUKU　COFFEE　ROASTERSはフードがありません。アフォガードがあるくらいです。

暑い日にアフォガードを注文すると、マスターはまずエスプレッソを淹れます。冷やしたカップにアイスクリームを盛り付けて、アツアツのエスプレッソを注いで作ります。熱いと冷たい、甘いとほろ苦いの両方が味わえる大人のデザートでした。

いつ伺っても私がコーヒーを1杯飲んでいるわずかな時間に、お客様が途切れることなく入ってこられます。地元の方にも旅行者にも愛されているお店です。

コーヒー豆は仕入れ次第で入れ替わるので、訪れるたびに違うコーヒー豆との出会いがあるのも楽しいです。気に入ったらコーヒー豆を購入しても良いです。是非少人数で訪れてくださいね。

TAMAGUSUKU　COFFEE　ROASTERSの基本情報

地図はこちら。