那覇でフレンチが食べられるお店は少ない気がします。あってもお値段もハードルも高いような。ですが、カジュアルな洋食のお店があったんです。お店の名前は「カジュアル洋食A demain （アドゥマン）」です。早速紹介しましょう。

カジュアル洋食A demain （アドゥマン）はこんなお店

カジュアル洋食A demain アドゥマンは22年4月4日オープンした比較的新しいお店です。お店のコンセプトは公式サイトに書いてありました。

引用：カジュアル洋食A demain

店名の”A demain”の意味はサイトで見つからなかったのですが、ググるとフランス語で”また明日ね”の意味とのこと。合ってるといいのですが。

カジュアル洋食「A demain （アドゥマン）」の店内の様子

カジュアル洋食「A demain アドゥマン」は隠れ家的なお店なので、まずは道順をお話ししましょう。

首里城近くの当蔵（とうのくら）交差点の薬局の脇の石畳風の道を進み、２本目の脇道を右折。

右側の駐車場の奥にお店があります。

駐車場の中を通って

到着しました！

ドアの手前にテラス席があって、店内に入ると左側に厨房とカウンター席、右側にテーブル席があります。

私は混雑しそうな12時頃を避けてお邪魔しましたが、なかなかの賑わいぶりだったので、唯一空いていたカウンター席に案内していただきました。

「カジュアル洋食A demain （アドゥマン）」のランチを頂きました

メニューはこちらです。

全部食べたいと思ったので、デザート付きのランチコースをお願いしました。（1,800円）
ランチメニューはなんと、週替わりです。

前菜

左から島かぼちゃとナスのロースト、糸満産サラダほうれん草、大根のうっちん煮と大根葉のナムルです。

どれも野菜の歯ごたえが感じられるって、火の通し方が絶妙なんですね。サイトにあったとおり野菜の可能性が感じられます。

スープ

スープも週替わりで、伺った時はスイートコーンスープでした。とても濃厚なコーンスープで、自然な甘みがおいしいです。

メイン

メインはお肉も魚も両方が盛り付けられています。お肉も魚も食べられるって良いですね。

奥のお肉は「チキン胸肉のポワレ　オレンジ風味のグレイビーソース」です。肉汁（グレイビー）をソースにしてオレンジ風味を付けあります。胸肉なので旨みたっぷりなのに、しつこくありません。

手前の魚は「カジキの豚バラ巻き　アジアンソース」です。カジキを豚バラ肉で巻いて、少しだけエスニック風味のソースをかけてあります。ボリュームもありますが、おいしいのでペロッと食べられました。

パン

ご飯とパンが選べたのでパンをお願いすると温めてくださいました。こういう気配りが嬉しいですね。

コーヒー

食後にホットコーヒーを頂きました。カップはアナスイでした。飲んだことのない味で、新しい発見をした気分になりました。

デザート

リンゴのパウンドケーキ　シナモン風味です。リンゴはシャキシャキ感を残して煮てあります。添えてあるマスカルポーネチーズを付けて食べるとニンマリします。

どれもおいしくて味がかぶっていないので、ご褒美感がありました。

”カジュアル洋食”とあるのは、フレンチやイタリアンにとらわれてないからだそうです。西洋料理ではなく洋食として気軽さを伝えたかったのでしょう。シェフによって島野菜を使ったりアレンジを加えているので料理の自由さ、可能性を感じました。

私がランチを食べている間にも道順を尋ねる電話がいくつもありました。ゆっくり落ち着いて食べたいランチですから、予約をオススメします。ランチでこの満足度なのでディナーはどんなだろうと期待が膨らみますね。

「カジュアル洋食A demain アドゥマン」の基本情報

地図はこちら。