味噌は地域によってさまざまな特徴があり、とても興味深いのですね。沖縄の各地にも地域にもおいしい味噌がありますね。

今日は那覇で作った味噌を使った料理が朝から晩まで味わえる「味噌めしや　まるたま」にお邪魔してきました。

味噌めしや　まるたまはこんなお店

お店の公式サイトを見ると、お店について紹介されていました。

引用：味噌めしや　まるたま

首里に玉那覇味噌醤油の味噌蔵があります。

引用：味噌めしや　まるたま

首里は昔からおいしい水に恵まれた地だったので、味噌を作るのに適していたのでしょう。玉那覇味噌醤油の敷地には井戸があり、今でも現役です。何度もテレビ番組に取り上げられているので、ご覧になったことのある方も多いかもしれませんね。

「味噌めしや　まるたま」の店内の様子

ドアを開けて店内に入ると正面に味噌樽が埋め込まれています。

味噌樽の奥の左側が厨房とカウンター席で、右側にテーブル席があります。

コンクリート打ちっぱなしの壁に木目が美しいカウンター

イスの座面はデニムってオシャレですね。定食屋さんって雰囲気ではないので、女性ひとりでも入りやすいです。

「味噌めしや　まるたま」で朝食を食べました

朝食を食べようとお邪魔すると、店内がとても賑わっていました。那覇はモーニングサービスがあるお店が少ないので、旅行者の方も重宝されているようです。

メニューはこちら。

やんばる若鶏とシャケのそぼろご飯をお願いしました。

セルフサービスのお水を飲みながら待っていると、すぐに運ばれてきました。

ご飯の上に、鶏そぼろとシャケのそぼろがたっぷり乗せてあります。盛り付けがオシャレですね。もちろん、お味噌汁も付いています。お味噌汁は深みがあって、ホッとする味です。

そぼろご飯はそのままでもおいしいのですが、添えられた山椒をかけると味がぐっと味が引き締まりました。朝からこんなにおいしいご飯を食べたら、一日頑張れそうですね。

「味噌めしや　まるたま」でランチを食べました

別日にランチを食べようと伺いました。

お昼のメニューはこちらです。

具たくさん味噌汁（通常サイズ）をお願いし、ご飯は白米or玄米が選べるとのことなので、私は白米をお願いしました。

待つことほんの数分で、味噌汁が運ばれてきました。

湯気が見えるくらいのアツアツです。

ひとくち飲んでみて、びっくりするほど味が深いのです。じわーっと体中に染み渡る深い旨み。これが160年以上も愛された理由なのだと思いました。

「味噌めしや　まるたま」の味噌汁の具は、豚肉、しめじ、豆腐、卵などで、野菜たっぷりでお肉も入っているので、満足度が高いです。

小鉢も付いていて、この日はおからとお漬物でした。

丁寧に作ってあるからこその味だと思いました。スタッフの接客も丁寧で、味噌に対する愛情が伝わってくるようで、しあわせな気分にひたりました。

「味噌めしや　まるたま」の味噌が購入できます

ドアの右側に味噌などが並んでいて、購入することも出来ます。まったく同じにはならないとしても、家庭で「味噌めしや　まるたま」の味が再現できるのは嬉しいですね。

料理研究家の土井善晴さんも「王朝みそ」を好んでいるそうです。

私も購入しました。いつものお味噌汁が美味しくなった気がします。

「味噌めしや　まるたま」の基本情報

地図はこちら。