泡がテーマな飲み物と最高にマッチするおつまみが揃うお店【那覇市】
牧志公設市場周辺を歩いていると、あるお店が工事しているのを見つけました。気になって調べてみるとレストラン「てだこ亭」がリニューアルして「泡とフロマージュ」と言う、チーズと泡にまつわるお酒になっていました。
工事終了後にお邪魔してきましたので、様子をお届けします。
「泡とフロマージュ」はこんなお店
私がお店に伺って店主さんとおしゃべりをしながら店内を見ていると、「泡とフロマージュ」の開店の経緯を教えてくださいました。
店主さんがお話してくださったことをまとめます。
店主さんはお肉やチーズ料理のレストラン「てだこ亭」を営んでいらっしゃいました。予約が取りにくいと噂になるほどの人気のお店となりましたが、だんだんと街の様子が変わるにつれて、訪れるお客様の求めるものが変化したそうです。それならばと、昼間はチーズと泡のお酒のお店「泡とフロマージュ」、夜は予約に応じて「てだこ亭」をオープンする営業スタイルに変更されました。
那覇にはたくさんの飲食店がありますが、地域によって客層が異なります。時の流れによってもお客様のニーズが変わっていくのでしょう。ニーズの変化を的確にとらえてのリニューアルだったのですね。
「泡とフロマージュ」の店内の様子
入口の正面にはショーケースがあって、沖縄で生産されるチーズが並んでいます。店名の「フロマージュ」の部分ですね。チーズをいろいろ食べられるようにと、量り売りで販売しています。
気さくな雰囲気の店主さんは、ゆんたく(おしゃべり)のような気軽さでひとつひとつのチーズについて説明してくださいました。
店名の「泡」とは泡のお酒のことで
ワインやラム、県産のクラフトビールなど泡がテーマのドリンクが並んでいます。私も県産クラフトビールは大好きでよく飲んでいるので嬉しくなりました。チーズとお酒の相性は間違いなしですね。
「泡とフロマージュ」のチーズとチキンを食べてみました
私は店主さんとゆんたくを楽しみつつ、チーズを選びました。食べ方は「基本的にはそのまま食べて」と伺ったので、持ち帰って家でそのまま食べてみました。
Johnさんのチーズ/チーズの赤ちゃん
”チーズの赤ちゃん”とはベースになっているチーズの意味です。そのまま食べるとプレーンなチーズが味わえて、赤ちゃんのような純粋さです。こちらはオリーブオイルをかけてもいいと伺ったので、大好きなオリーブオイルをかけて食べてみました。
赤ちゃんに個性がプラスされて一層おいしくなりました。チーズもオリーブオイルもお互いの良さを引き立てあっています。
Johnさんのチーズ/タレッジォ
とろとろタイプなので小さなカップに入れてあります。フタを開けると熟成のいい香りがします。赤ワインとの相性が良いと聞いたので、「CLASSICO」で出会った赤ワインとあわせてみると、ピッタリでした。マリアージュってこういうこと!とようやく腑に落ちました。
Johnさんのチーズ/さくらチーズ
南城市のヒカンザクラを手摘みして塩漬けにしてからチーズに加えてあります。ほのかなサクラの香りと塩味がプラスされていて、春らしさを味わえました。
てだチキ
てだこ亭のチキンなので略して「てだチキ」です。冷たいままハムのように食べる、または湯せんしてと伺ったので湯せんをして食べることにしました。ハーブが効いています。糖質がほぼゼロと言うのも嬉しいですね。こちらも赤ワインとの相性がバツグンでした。
「CLASSICO」のおいしいワインが「泡とフロマージュ」のチーズを引き寄せた気がします。良いものは良いものを引き寄せるチカラがあるのは本当だと思いました。
私はおいしいお酒には楽しいおしゃべりが欠かせないので、時々チーズと店主さんとのおしゃべりを補充しに行こうと思いました。
「泡とフロマージュ」の基本情報
@awa_to_fromage
住所:沖縄県那覇市松尾2-11-4
TEL:090-1944-5459
営業時間:14:00頃~夕方ぐらい
定休日:月、火、水
営業時間、臨時休業についてはインスタでご確認ください。