一足早いお花見を!京都の早咲き桜スポット
そろそろソメイヨシノが咲く季節。今年は桜の咲くスピードが早いと言われていて、今からソワソワしている方も多いのではないでしょうか。
桜の名所がたくさんある京都には、ソメイヨシノが咲くよりも前から楽しむことができる桜スポットが多数あります。
今回はそんな京都で見ることができる、早咲き桜のスポットを紹介します。
淀水路の河津桜
淀水路の河津桜は、地域活性化の一環として地域住民が2本の河津桜を植樹したことが始まりで、現在は200本を超える河津桜を見ることができます。
最寄駅は京阪電鉄の淀駅。淀駅からは南西方向に徒歩で10分ほどで到着します。
植樹からまだあまり時間が経っていないこともあり、桜の木自体はそんなに大きくありませんが、それゆえに、桜の花を近い距離で見ることができ、ほのかな桜の香りも感じることができます。
見頃は3月上旬から中旬。早い年では2月中旬から開花するようです。
淀水路の河津桜
住所:京都府京都市伏見区淀新町〜下津町
アクセス:京阪電鉄「淀駅」より徒歩約10分
清凉寺
清凉寺は、嵐山のお土産屋さんが軒を連ねるメイン通りを北に進んだところにあります。
最寄駅はJRの嵯峨嵐山駅。阪急電車の嵐山駅からも徒歩圏内です。
国宝にも指定された釈迦如来像を本尊としていることから、「嵯峨の釈迦堂」と呼ばれています。
清凉寺は梅や紅葉のイメージが強いのですが、実は桜も美しい場所。
桜の定番ソメイヨシノだけでなく、早咲きの桜である河津桜も植えられていることから、3月上旬から1ヶ月ほど桜を楽しむことができます。
特に河津桜と多宝塔の組み合わせは、京都の春らしい景色でおすすめです。
清涼寺
住所:京都市右京区嵯峨釈迦堂藤ノ木町46
アクセス:JR「嵯峨嵐山駅」より徒歩約10分
長徳寺
京阪本線 出町柳駅から歩いて3分ほどの場所に位置する長徳寺。
ここにはオカメ桜という桜が植えられています。
オカメ桜はイギリスで誕生した交配品種で、比較的新しい種類の桜。例年3月中旬から下旬に見頃を迎え、濃いピンク色のかわいい花を付けます。
長徳寺は参拝することができないお寺。しかし、桜は門前に植えてあるため、外からでも十分に堪能することができます。
満開の時期は通りがかる人が皆足を止めて、その美しさに見入っていることも。
荘厳で美しいお寺とかわいらしいオカメ桜の組み合わせが華やかで、少し早い春の訪れを感じるにはぴったりの場所です。
長徳寺
住所:京都府京都市左京区田中下柳町34−1
アクセス:京阪電鉄「出町柳駅」より徒歩約3分
京都で少し早い春を満喫しよう
ソメイヨシノが咲くよりも、早くから楽しめる早咲き桜。
人混みを避けながら春の訪れを感じることができるので、お花をじっくり見たい方におすすめです。
今年は開花がかなり早まっているようなので、SNS等で最新情報を確認して、計画を立てるようにしてくださいね。