うきは市浮羽町にある飲食店が集う、うきは村に昨年オープンした『あるもん小料理のや』にお邪魔して来ました。

この日は雨でしたが入口付近は屋根で覆われているので、濡れることなく待ち合わせにも最適です。

店内は広く、カウンター席と掘りごたつ席が２つあります。

お一人から団体、忘年会や新年会はもちろん女子会などでも利用できますよ。

女将がお好きなグリーンの色とオレンジを基調とした店内は、やわらかな雰囲気で癒しの空間でした。

所々にある観葉植物にも癒やされます。

店名の「あるもん小料理のや」で使われている” のや ”という言葉は、「～だよ」を意味する方言で、親しみやすさをもってもらうために女将が考えて付けたそうですよ。

種類豊富な日替わりメニューはどれも絶品！

仕入れによって内容は多少変わるものの、いつも食べられる定番のメニューと

種類豊富な日替わりメニュー「本日のカウンターメニュー」があります。

その日仕入れた食材で、その日のメニューが決まる。
あるもん（今ある物）で和・洋・中折々の料理を提供する。
お料理が大好きで得意な女将がお一人で切り盛りされています。

どれも魅力的で選べないことやお腹もペコペコだったので、この日仕入れた食材で作られた「本日のカウンターメニュー」全ていただきました。

驚いたことは、料理が来るのが本当に早い！
そしてどれも美味しいのです。

お一人でされているので料理を提供する時間のことも考えて、温かくても冷めていても美味しいものを意識して作られているそうですよ。

アスパラベーコンと、海老とブロッコリーのサラダ

バジルサラダスパゲティ

筍とわらびの煮物

熱々のからあげ

赤魚煮つけ

どれも絶品のメニューの中で、この日のおすすめだとお聞きした「明太マヨポテト」は、じゃがいものそのままの美味しさを残しつつも明太子とマヨネーズのパンチの効いたアクセント、とろけたチーズのバランスが絶妙で！特に美味しかったです。

成人女性3人で食事に行きましたが、これだけの量を食べてソフトドリンク代も入れて一人当たり1,500円ほどだったことにも驚きを隠せませんでした。

お酒を飲む方は、1,000円でこれだけのカウンターメニューをつまみながら別途追加料金で飲むスタイルなんだとか。

季節ものの筍とわらびの煮物やブロッコリーと海老のバジルサラダはメニューにはないものでしたが、お通しとしてボリューム満点で女将のサービス精神を感じます。

本当においしい食事をご馳走様でした。

女将の思いに心を打たれました。

自身が子育てをしながら働いてきた経験から、「家事と育児と食事のうち、せめて食事だけでも主婦の負担が軽くなるように」との思いを胸に、お店を開くことがずっと夢だったそうです。

今はお一人でお店を経営されているので夜のみの営業となりますが、「お母さん達の食事の負担が少しでも軽くなるように」お昼にお惣菜を販売することも夢だと話してくださった女将は、お孫さんがいらっしゃるとは思えないほどお綺麗でハツラツとされています。

真心を感じられる温かい手料理をお持ち帰りできる日が待ち遠しいですね。

今回は注文しませんでしたが、白ご飯も常時用意してあるそうなので家族で夕食に来たいと思いました。

お子様連れで来店しても、もちろん大丈夫とのこと。
17時という早い時間から開いていることも個人的には嬉しいポイントです♪

どんな料理が出てくるのかも楽しみの一つ、その日のあるもんで作ったご馳走を食べに行かれてみてはいかがでしょうか？