皆さんは高知市丸ノ内にある藤並公園という公園をご存知でしょうか？　追手門のすぐそばにある公園で、藤棚の木陰にベンチがあったり、小さな子どもさんが遊べそうなちょっとした遊具があった公園です。

そちらが2024年3月中旬、キレイに整備されて生まれ変わりました！

藤並公園ができたのは1962年（昭和37年）のこと。途中に臨時駐車場の整備などもありましたが、最初に公園が作られてから約60年が経過しています。

それだけ経てば当然問題になってくるのは老朽化。各部の破損や劣化が激しくなっていました。それに樹木も成長しすぎており、ほんのりと薄暗い印象。

地元でこの場所をよく知る人ならともかく、観光客などあまり周辺を知らない人達が気軽に足を踏み入れるのは少し戸惑ってしまいそうな状況でした。

そんなわけで藤並公園の再整備を実施。2023年8月下旬から工事が始まり、2024年3月15日まで工事が行われていました。

生まれ変わった公園内は明るい色味の石畳で舗装されてフレッシュな感じに！　樹木も手入れされて見通しが良くなったことで、誰でも気軽に立ち寄れそうなオープンスペースになりました。

大きな木も残っていますが、公園の象徴のような貫禄があってイイ感じ♪

東屋もあるので日差しが強い日もゆっくり休憩できそう。

ただ芝生はまだまだ養生中。しっかりと根が張るまでは、ロープで囲まれた立入禁止区域には入らないようにしてください。

トイレは少し前に工事が完了してキレイになっているのですが、撮影しに行った日には3月26日までは使用中止という札がかかっていました。中を実際に見ることはできていませんが、高知市みどり課の「藤並公園再整備計画（案） 」（28ページ）を見ると、小さな子供連れの家族などが利用しやすいように、幼児用便器やベビーチェアなどの設備も取り入れられているようです。

側を流れる小さなお堀につながる段差では、暖かくなってきたら水遊びが楽しめそうですね！

小さな子ども向けの遊具も新しくなりました！　滑り台にぶらんこ、土台がバネになっているスプリング遊具も。

気になるのがこのUFOのような形のぶらんこ。大人も乗れるのでしょうか？　私が撮影しに行った日は高校生が楽しそうに遊んでいたので羨ましかったです。

リニューアルして明るいオープンスペースに生まれ変わった藤並公園。近隣の学校に通っている方、お勤めの方は天気のイイ日は公園でランチというのも気持ちよさそう！　風通しが良くなった藤並公園、お近くにお越しの際は足を運んでみてくださいね♪