【仙台市】一つ一つに込められた願いはこどもへの大きな願い。秋保・里センター『手づくりおひな様展』開催
こんにちは。仙台市地域情報発信ライター ずんだです。
もうすぐ雛祭り、春の訪れを感じる桃の節句ですね。
2月11日(金)から『第21回 手づくりおひな様展』が開催されている「秋保・里センター」へ行ってきました。
会場に一歩入ると、「つりびな(吊し雛)」の赤を基調とした華やかな色合いが目に飛び込んできます。
天井から飾られた「つりびな」を下から見上げたり、揺れるお人形の表情を間近に見たり、お人形の種類や大きさの違いを楽しんだり、いろんな鑑賞の仕方で楽しめます。
江戸時代、特別裕福ではない一般のおうちでは、雛人形はとても高価でなかなか手に入らないものでした。ですが、生まれてきたこどもの幸せを願う気持ちは、みんな一緒。そうした中で、お母さん、おばあちゃん、地域のみんなで、少しずつ小さな人形に願いを込め、持ち寄って「つりびな」が作られ始めたそうです。
「つりびな」にはみんなの願いがたくさん詰め込まれていて、赤ちゃんや子どもの幸せを願い、大事なお守りとして大切にされてきました。
このイベントでは、「つりびな」の他にも、時代雛や一般の応募作品など、かわいいおひな様、綺麗なおひな様がたくさん飾られていました。
いろいろな「つりびな」が織り成す世界は、ファンタジーのようでした。
「願い」がたくさん込められた心温まるおひな様、足を運んでみてはいかがでしょうか?
【第21回 手づくりおひな様展】
開 催 日:2022年2月12日(金)~3月21日(月・祝)
開催時間:10:00~16:00
開催場所:秋保・里センター 多目的ルーム
仙台市太白区秋保町湯元字寺田原40番地の7
TEL:022-304-9151
入 場:無料