カタログ落ちしてしまったセロー250に試乗したら、スーパーカブみたいに感じた件
2020年1月にセロー250ファイナルエディションを発表。
長い歴史が途絶えてしまったヤマハを代表するオフロードバイクのセロー250。
セロー250をベースにワイズギアのオプションパーツを追加した、メーカー純正のカスタムモデルのツーリングセロー。
カタログにラインナップされていたころは、取材や仕事の関係で定期的に乗る機会がありましたが、久しぶりに試乗する機会がありました。
久しぶりにセロー250に試乗してみた感想は「これスーパーカブみたいだな」でした。
1980年代に登場したセローですが、現在のセローに近い形になったのは2005年。
以来、細かいマイナーチェンジを繰り返してきましたが、大きく姿を変えることはなくラインナップされ続けました。
現行の250ccオフロードバイクというとホンダのCRF250Lのみ。こちらは2012年に登場し、2020年にはマイナーチェンジを実施。エンジンとフレームが刷新されました。
二台を比べると設計が新しいのでCRF250Lの方に分があります。
ですが、CRF250Lに乗った後にセロー250に試乗しても、色あせない魅力があります。
セロー250は乗り心地が良く、空冷のトコトコサウンドエンジンは街中をどこまでも走っていきたくなるような心地よさがあります。
メーカーはまたぎますが、スーパーカブのような心地よさと手軽さを感じるのです。
ファイナルエディション発表以来、中古の相場が大きく値上がりしてしまい、手を出しにくくなってしまったセロー250ですが、現行のオフロードバイクにはない魅力を感じることができました。
動画では更に詳しく走行性能などを解説しています。
ヤマハせん!セロー復活待ってます!