プロキャディが考える「クラブセッティングにベストな14本とは」
松山英樹の専属キャディを長年務めた進藤大典さんと先日ラウンドさせていただいた。
今回は、その際に進藤キャディから聞いた「本当に適切な14本」について紹介したい。
ゴルフのクラブセッティングは、ドライバーから始まり、フェアウェイウッド・ユーティリティ・アイアン・ウェッジ・パターとフローしていくことが一般的な流れになっている。
しかしながら、クラブは14本しか入れられないため、
- 距離が出ない人はフェアウェイウッドやユーティリティなど長い距離が打てるクラブを増やす
- ショートゲームに重点を置きたい人はウェッジの本数を増やす
- アプローチイップスを抱えているためチッパーを入れる
など、人によってそれぞれ特徴が出るのが、クラブセッティングの面白い点である。
このクラブセッティングの中身を選ぶ際に気を付けて欲しいのが、「14本が目的を達成するための正しい手段になっているか」だと進藤キャディは話す。
進藤キャディとご一緒した際、筆者は試合を間近に控えていた。今回の試合は距離が短く、非常に狭いコースでの開催となっており、予選カットラインの80台前半を目指すにあたって「ドライバーは必要ない」と進藤キャディから伝えられた。
「80台前半をクリアするのであれば、バーディーを取る必要性はない。硬く刻んでいくゴルフに徹した方が目標スコアを出せる確率は高くなる」と進藤キャディは話してくれた。
進藤キャディ曰く「クラブセッティングは目標達成のための手段」だと考えるべきだそうだ。
自分の特徴と目標を考慮した上で、そのための「手段(セッティング)」を見つめ直すと、ゴルフスコアは格段にアップするのかもしれない。皆さんもこの機会にクラブセッティングを見直してみてはいかがだろうか。
下記の動画では今回の記事の内容に加え、マネジメントにおける様々なことを進藤キャディが話してくれている。是非こちらの動画も参考にして欲しい。
※参考動画(YouTube:AKI GOLF -アキゴルフ-)
〜筆者情報〜
ゴルフを愛するクリエイター
下記リンクでゴルフ動画配信中
YouTube:AKI GOLF -アキゴルフ
Instagram:@aki_0420
LINE:@aki_0420
<関連記事>ゴルフのクラブセッティングはこの3点を意識して組み立てると、球が曲がらなくなります!
※毎日ゴルフレッスン記事を配信しています。
是非ともフォロー・いいねをお願いします!
レッスン記事一覧はこちらからご覧下さい!