女子ゴルフのメジャー・全米女子オープン選手権で笹生優花が史上最年少優勝を果たした。

今回はその笹生プロがUUUMGOLFに出演した際のレッスンを紹介したい。

筆者もこのレッスンを参考にして飛距離を大幅にアップさせる事ができた。

1.テイクバックで股関節が右に流れない

テイクバックで最も重要なのは「右足」だそうだ。

しっかりと右股関節に体重が乗り、体の外に体重が流れないことによってパワーが生み出されるそうだ。

筆者もこのポイントを意識してテイクバックするようになってから、テイクバックでのスウェーが軽減され、しっかりボールにパワーを伝えられるようになった。

2.トップでヘッドの位置がアドレス時の肩のラインより下がらない

トップではヘッドの位置が下がりすぎない事を笹生プロは意識しているそうだ。

アマチュアゴルファーの多くはトップでオーバースイングになっているが、これでは安定したミート率を出すことは難しい。笹生プロもトップでオーバースイングになっていないか、撮影中も常に映像を見て確認していた。

笹生プロのこのイメージを持つだけでも、オーバースイングの改善に役立つと筆者は実践して感じた。

3.スイング中のシャフトの軌道を安定させる

ゴルフスイングでは「シャフトの軌道の安定」が最も大切だそうだ。

スイング自体はどんなに速いスイングでも、遅いスイングでも、どういった形でも良いが、シャフトの軌道だけは必ず安定させないといけないという。

シャフトの軌道が安定すれば、芯に当たる確率が上がり飛距離がアップするだけではなく、ボールコントロールも格段に良くなるそうだ。

我々アマチュアゴルファーはスイング中に「ヘッド」ばかりを気にしてしまいがちだが、この「シャフトの軌道」を意識することによって、筆者もミート率の向上を実感する事ができた。

4.トレーニングの重要性

飛距離アップを目指す上で、トレーニングは笹生プロにとって欠かせないものだそうだ。

「下半身」と「体幹」を鍛えることによって笹生プロのようなパワフルなスイングは生み出される。

笹生プロは14kgの重りを全身に付け、走ったり野球ボールの捕球をして、トレーニングを行っている。

筆者も笹生プロのトレーニングを参考にし、体幹と下半身を鍛えた結果、1番手以上飛距離がアップした。

どんなに綺麗なスイングでも、そのスイングに上乗せするパワーが無ければ飛距離アップは見込めない。

本気で飛距離アップを目指す方は、ぜひ笹生プロのトレーニングを参考にしてみてはいかがだろうか。

まとめ

笹生プロのスイングは本当に美しい。そのスイングは、男子のトッププロであるローリー・マキロイ選手と瓜二つと言われるほどだ。

しかし、その影には幼少期からのハードなトレーニングの積み重ねがあったことを忘れてはいけない。あのジャンボ尾崎さんも初めて笹生プロを見た際に「どんなトレーニングをしたら、そんな下半身が出来上がるんだ」と驚愕したほどである。

彼女の夢は「世界1のゴルファーになること」だそうだ。世界1へ向けまた大きく1歩、歩み始めた彼女の夢を筆者は心の底から応援したい。

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