野球経験者は一般的にゴルフも上手いことが多い。

実際に筆者がアマチュアの試合に出ていても、上位に入るトップアマはジュニアからゴルフをやっていた人か野球経験者の人が占める割合が圧倒的に多い。

ではその野球を極めたプロ野球選手はどれくらいゴルフが上手いのだろうか。

本記事ではシングルプレイヤーの筆者が選ぶ"ゴルフが上手いプロ野球選手ベスト3(OBも含む)"を紹介する。

第３位：菅野智之選手

まず第3位は読売巨人軍の菅野智之選手だ。

菅野選手は大学時代にドラフト指名での日本ハムファーターズ入団を拒否し、1年間野球浪人をしていた期間がある。

その期間に野球の練習に励むと同時に、ゴルフの練習にもかなり熱心に取り組んだそうだ。

その結果ベストスコアは69とゴルフでもプロ顔負けのスコアを記録している。

テレビ番組でもドライバーのヘッドスピード57.8m/sを記録するなど、パワーだけを見ると男子プロをも凌駕する実力だ。

野球だけではなく、現役のプロ野球選手の中ではゴルフでもまさにエース級の実力者であると言える。

第２位：原辰徳監督

続いて第2位は菅野智之選手の叔父でもある読売巨人軍・原辰徳監督だ。

原監督のゴルフの腕前は現役時代から有名で、巨人軍の納会コンペなどでも毎年のように優勝している。
(ちなみにミスターこと長嶋茂雄さんも現役時はかなりの腕前だったそう)

現役を引退した後にはクラブ選手権などでも優勝しており、そのあまりの強さから所属クラブでは「原のドライバーの飛距離周辺のフェアウェイを狭くした」などという噂が立つほどだ。
(読売巨人軍OBによるテレビ談・あくまで噂であり真偽は不明)

その実力からアマチュアゴルフ界に留まらず、2018年には男子シニアツアーの試合にも参戦している。

スタートホールのアナウンスでは「4番サード・原」と紹介されたり、バーディーを獲得した際には同組のプロとお馴染みのグータッチを交わしたりと、終始観客を沸かせながらもしっかり70台のスコアを記録していた。

このように原監督はゴルフでも名実ともにまさに"若大将"に相応しい活躍と言えるであろう。

第１位：前田智徳さん

そして栄えある第1位に輝いたのは、元広島東洋カープ・前田智徳さんだ。

前田智徳さんは現役時代は孤高の天才と呼ばれ、通算2119安打を記録した。

あのイチロー選手からも「打撃の天才」と称されるほど、その打撃能力は秀でていた。

現役引退後はゴルフのアマチュア競技に多く参戦している。

その中でも特筆すべきなのは、2021年に日本ミッドアマチュア選手権・日本アマチュアゴルフ選手権の2つの出場権を獲得していることだ。

日本最高峰のこの2つの大会の出場権を同年に得ることは非常に難しく、まさに日本アマチュア界トップクラスの実力者であることは間違いないであろう。

ちなみに前田智徳さんは現役時代は左打者であったが、ゴルフでは右打ちを選択している。

今後も天才打者・前田智徳のゴルフ界での活躍から目が離せない。

まとめ

本記事ではゴルフが上手いプロ野球選手TOP3を筆者の独断で選ばせていただいた。

野球界には他にもティーチングプロの資格を持つ大久保博元さんなど、ゴルフが上手い人が多く存在する。

それだけ野球のスイングとゴルフのスイングに共通点があるということなのであろう。

かく言う筆者も野球経験者であるので、本記事でランクインした方々に負けないよう今後も精進していきたい。

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