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【中学受験】本番までにやるべき「知らないと損するお金の準備」4つ

あき/家計管理アドバイザー家計管理アドバイザー

いよいよ受験本番の季節が近づいてきました。受験生の親御さんは、お子さんと一緒にドキドキハラハラな日々を過ごしていることでしょう。

さて、今回は、受験本番を迎える前に、「知っておきたいお金のこと」を紹介します。お子さんが受験の前後に安心して過ごせるよう、ぜひ一度確認してみてください。

1:受験費用と入学金の確認

受験本番までに必要になる受験費用と、合格後に必要となる入学金などについてもあらかじめ調べて準備しておきましょう。タイミングによっては、入学金などは複数校分必要になることもあります。

なお、これから冬期講習、直前講習、合宿など、塾の費用もまだまだかかる時期ですから、塾の費用の捻出と同時に、受験のための費用も確保しておく必要があります。

2:学費の支払い方法

一番大きな支払いになる学費についても、支払い方は学校によってまちまちです。時期だけでなく回数なども異なりますので、あらかじめ確認しておきましょう。

また、数年後、高校に入学した際には就学支援金の対象になるかならないかでは大きく差が出ますので、現在の年収などを参考に調べておくと将来の目安として役立ちます。

将来学費の支払いに困ることのないよう、今後何年間大きな学費が必要になるのかを事前に計算し、今後の働き方などについてもしっかり確認しておくと安心です。

3:塾の費用の確認

受験が終わってほっとしたのもつかの間、学校によっては、次は大学受験を目指してすぐに行動しなければならない場合もあります。入学後に出遅れてしまうことのないよう、大学受験を見据えた塾などもいくつかあらかじめピックアップしておくと、入学後に慌てません。

もちろん、塾と同じような手厚い学習環境が揃っている学校もありますので、そのような学習環境のある学校なのかも調べておくと安心です。

4:部活の費用の確認

意外とあなどれないのが部活の費用です。受験をして通うような中学校では、公立の中学校よりも部活動が盛んなことも多いものです。なかには部費が年間数十万円かかるような部活や、海外遠征などがある部活動も存在します。

学校の先生が顧問をするだけでなく、熱心な専門のコーチがいる学校も多いため、公立の中学校とは比べものにならないような部活動の費用がかかることもあります。

希望している学校の部活動の内容について調べるだけでなく、部活動費についてもあらかじめ調べておくと安心です。

まとめ

受験が終わってから、入学までに親が準備しなければならないお金は意外と多いものです。受験直前にお金のことで慌てることのないよう、これから半年程度を目安に必要となる費用をおおよそでも把握し、今のうちから準備しておくと安心ですよ。

家計管理アドバイザー

家計簿・家計管理アドバイザー。東京都在住。子供3人の5人家族の主婦。家計簿歴20年以上。主婦業、家計簿、家計管理、ポイ活などが専門。テレビ出演や雑誌などへの掲載多数。著書に「あきの新ズボラ家計簿(秀和システム)」「ズボラ家計簿」練習帖(講談社)など。

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