【福岡市】地元姪浜近郊の素材で表現する本格スペイン料理・旧唐津街道沿いに10月1日グランドオープン
福岡市西区姪の浜の旧唐津街道沿いには、老舗のお店と、古民家を改装したカフェやレストラン、人気のベーカリーやフレンチなど、注目のスポットが多くあります。
ここに10月1日グランドオープンするのが、スペイン料理レストランの「ricont」(リコント)です。
150年以上の歴史を持つ古民家で、本格スペイン料理とワインがいただけるお店です。
福岡市登録文化財第4号に登録されたこの建物は、150年以上前の古民家です。
これを改装し、柱や梁・天井は当時のままに、壁や床をシンプルに仕上げています。
歴史と現代の融合が作る新しい空間です。
地元食材
「ricont」は、地元の新鮮な食材を使っています。
博多湾の近場で採れる豊富な魚介類は姪浜漁港から。
糸島からは、「こしひかり」と古くから愛されてきたお米「黄金晴」の良いところを受け継いで作られた米「伊都ひかり」、「つまんでご卵」、有機レモンの「糸島レモン」、「安心、安全、美味」をモットーにのびのび育てられた「糸島豚」を使っています。
はかた地鶏や、能古島からはブルーベリーとオレンジ、野菜は八女市、朝倉、マッシュルームは大川と、福岡県産の美味しい食材を集めているのも魅力の一つです。
ワイン
こちらでは、ボトルワイン、グラスワインに加え、シャンパーニュや、多くの種類のワインを楽しめるように、ハーフグラスワインが用意されています。
スペインをはじめ世界各国のワインを取りそろえてあります。
また、スペイン・バスク地方の名物である微発泡の白ワインで、高い位置から注ぐ「チャコリ」があります。
タパスやピンチョス、また、5gからオーダーできる原木生ハムと一緒に楽しめます。
ランチ
今回はランチメニューの中から、ランチセットをいただきました。
ランチセットはメインに、季節野菜のサラダ、タパス盛り合わせ、バゲット、ドリンクが付いています。
メインはお魚の「福岡産サワラのプランチャバスク風グリーンソース」を選びました。
そのほか、パエリアやデザートがついたコース(2800円)があります。
季節の野菜サラダ
季節の野菜サラダは、ミックスリーフ、赤大根、ミニトマト、ヤングコーンやアスパラガス、ブロッコリーなどに、この日は、ビーツの鮮やかなドレッシングが美しくかかっていました。トップにはドレッシングに含まれている小さな刻んだ野菜がやわらかい酸味で爽やか。
新鮮な野菜はシャキシャキとした歯ごたえで、大変美味しかったです。
タパス盛り合わせ
タパスが5種も乗っています。
- ワカサギのモヒートマリネ
- トルティージャ(スペイン風オムレツ)
- ハモンイベリコ(生ハム)とサラミ
- イワシのマリネ
- ピコス(スペインのクラッカーの一種、イタリアのグリッシーニのようなもの)
生ハムとサラミは旨味がたっぷり、ピンクペッパーの乗った鰯のマリネも爽やかでした。
美味しいタパスをちょこっとずつ味わえるのが、とても嬉しいものです。ぜひお気に入りを見つけてください。
メイン
「福岡産サワラのプランチャバスク風グリーンソース」です。
パリッと皮目が香ばしく焼けた、肉厚のサワラは食べごたえがありました。
風味豊かなバジルソースを纏って、大満足のメインです。残ったソースはバケットで綺麗にいただきました。
カフェタイム
カフェタイムには、アフタヌーンのデザートを提供しています。
ディナータイムは、スペインバルのように気軽に立ち寄って、極上スペイン料理を楽しんでみてはいかがでしょうか。
今回は姪浜旧唐津街道沿いの新スポット、10月1日グランドオープンの「ricont」をご紹介しました。