都営地下鉄大江戸線「若松河田駅」若松口から徒歩３分。
昭和レトロな佇まいの御菓子司「新宿栄光堂」をご紹介いたします。

お店の外観

赤い軒先テントが心をくすぐる店舗前。
そこに、暖簾と「氷」の吊り下げ旗がかかっています。

この日、炎天下の昼下がりに出かけていた私と子どもは、暑さで少しのぼせながら、氷の旗に吸い寄せられるようにお店へと近付きました。
店舗前には、かき氷のメニュー表が置かれていました。

イートインも、テイクアウトも、両方できるのですね！
この日は店内で食べる気持ちで訪れましたので、いざ、ガラス戸を開けて店中へ。

店内のようす

お店を入ってすぐ右側にはレジカウンターがあります。
その横には冷蔵庫があり、中には季節の和菓子やゼリーなども並んでいました。
テーブル席の定員は８名です。

この日は、入口に一番近い4人席に通していただきました。

席について、かき氷を注文しました。
・店内小さいサイズの「ブルーハワイ」(税込300円)
・店内小さいサイズの「宇治金時」(税込550円)に白玉トッピング(税込120円)

冷たい麦茶

注文してすぐ、冷たい麦茶が運ばれてきました。
一口飲んで、生き返るような気持ちに！

麦茶を飲んだ4歳の子どもが、グラスを眺めながら「夏を楽しめるね」と言いました。

本当に、冷たい麦茶を美味しく感じるのも、夏が暑いからこそ。
そして「暑いな、熱中症に気を付けないとな」などと、何やら暑さを避けるべきもののように感じていた最近の私でしたが、今この瞬間を味わうことを、子どもから教わった思いでした。

かき氷

ほどなくして、かき氷が運ばれてきました。

ふわっふわの柔らかそうな氷！
店内は冷房が効いているとはいえ、すぐに氷がゆるんでしまいそうで、急いで写真を撮りました。
撮影後子どもに渡すと、子どもは満面の笑みで味わっていました。

次は、宇治金時。
甘い抹茶シロップに氷、そして蜜で煮た小豆のしっかりした甘さが美味しい！

お店に来るまでの移動で浴びていた、照りつける太陽の火照りを癒してくれます。

トッピングで追加した白玉が、表面はつるんと引き締まっていながら、もちっとした食感が最高です！
白玉だけでも、おかわりしたいくらいです。さすが御菓子司（菓子専門店の意味）！

著名人の方々の色紙もたくさん！

店内の壁には、著名人の方々のサインが飾られていました。
中には、わが子のアイドル、第21代うたのお姉さん・小野あつこさんのサインも！サインまで可愛いなんて知りませんでした！

「色紙を飾ると、お客さんも喜ばれるから」と新宿栄光堂の店主・片岡さんは話されていました。

偉ぶるでもなく、自然体でお話される雰囲気も、皆さんから愛されるお店の味になっているのかと感じました。

片岡さんは、和菓子の「練り切り」を作る教室も主催されています。ただ食べるだけでも美味しいですが、作る楽しみも提供されているなんて！ますます新宿栄光堂さんに興味が湧いてきました。

お店の情報

※取材では代金から100円値引きをしていただきました。本記事制作にあたってはガイドラインに基づき公平中立に制作しています。