東新宿の手作りチョコレートのお店「チェリーボンボン」。

このお店には、職人さんが全て手作りした美味しいチョコレートがそろっています。

今回は、店名と同じ可愛い響き、でもアルコール入りの大人の味の「チェリーボンボン」をご紹介いたします。

チェリーボンボン

「ボンボン菓子」とは、「砂糖から作られた殻で具を包んだ菓子」という意味で、もともとはアーモンドを包んだものを指していたそうです(出典：ウィキペディア)。
「チェリーボンボン」は、その名の通り、チェリー(さくらんぼ)が入っているチョコレート菓子です。

店主の春日さんにお話を伺うことができました。

「このチェリーボンボンは、お店のオープン当初から日本のサクランボで作っていた人気商品。
ある年、サクランボが不作で手に入らない事件が起きたことにより、何とかアメリカンチェリーでチェリーボンボンを作れないかと試作することになりました。」

「アメリカ産のオーガニックチェリーは、日本のサクランボに比べると皮に厚みがあり口に触りますが、香りや酸味が強く魅力的でした。

キルシュ(サクランボから作られたブランデーの一種)に漬けこむことで、うまく風味を残し、皮も柔らかくなり、チョコレートとの相性が抜群の一品になりました。」

ボンボンひと粒に、ひと粒のキルシュ漬けチェリーが入っています。口に含むと、芳醇な香りが鼻腔をくすぐります……！

大人になって良かった！と思うくらいの甘美な味でした。

オランジェ

お酒を召し上がらない方には、オランジェはいかがでしょうか。
厳選されたバレンシアオレンジをスライスし、煮詰めて冷ます工程を何度も繰り返すことにより、皮の程よい苦味と実の酸味を残すことができました。ディップしたオーガニックチョコレートとのバランスが絶妙な一品に仕上がっています。オレンジの甘さと爽やかさがたまりません。

どちらも素晴らしく美味しいので甲乙つけがたいのですが、お酒が好きな方なら、チェリーボンボンはいかがでしょうか。冬季限定販売なので、今の時期しか味わえない特別な味ですよ。

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