都内有数の紅葉の名所、水元公園は、現在多くの紅葉見物客でにぎわっています。
そんな中で、あまり人が訪れない園内のおすすめスポット「水生植物園」の紅葉をご紹介します！
（写真はすべて2022年11月27日撮影）

「水生植物園」があるのは水元公園の北部エリア。広大な「中央広場」の北側にあります。
大きな池と小島を備えており、水生植物や水鳥をゆっくり観察できる場所になっています。

池の周囲や小島の内部では、現在メタセコイアやラクウショウ、ポンドサイプレス、カエデなどの木々が一斉に紅葉しています。

赤色やレンガ色に染まった背の高い針葉樹が、池に姿を映す様子は、ここが葛飾区であることを忘れさせます。まるでカナダの大自然の中にいる気分！

池の上をめぐる遊歩道を歩くと、魚を獲りにくる鳥たちも間近に眺められます。
特にダイサギはこの池によく姿を現すため、野鳥愛好家の人気のスポットのひとつになっています。

大きな翼を持つ白いダイサギが、紅葉に染まる池を歩く姿は、たいへん見栄えがします。
鳥たちを驚かせないように静かに観察や撮影をする人々が、この日も周囲に集まっていました。

鮮やかな針葉樹が立ち並ぶ、池の小島にも歩いて渡ることができます。
水生植物園の紅葉の見頃は12月上旬まで続きます。

水元公園の紅葉の穴場、水生植物園へぜひ足を運んでみてくださいね。
公園中央部の噴水広場からは離れているため、たくさん歩ける靴で訪れることをおすすめします。

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