【浜松市】中区「ばらの都苑研究畑」で河津桜鑑賞!満開は3月初旬頃!?(2月25日撮影)
浜松市中区花川町にある「ばらの都苑研究畑」(以下、ばらの都苑)では、間もなく河津桜の見頃を迎えます。苑内に植えられた河津桜は50本。河津桜のトンネルもあり、知る人ぞ知る河津桜の名所です。
「ばらの都苑研究畑」は、亡き奥さまへの想いを込めて苑主の天野さんが作ったオープンガーデン。
バラだけではなく、河津桜や花桃、クリスマスローズにユリなど、さまざまな季節の花が訪れる人々を魅了しています。
バラの花が咲いていないと少し寂しい感じがしますが大丈夫。河津桜を目指し、苑内の奥へ進みます。
河津桜の花が主に咲いているのは入り口から向かって右奥、富士山形のフェンスの先です。
フェンスの先には花桃、ユリ、クリスマスローズが植えられていて、河津桜はそれらを守るかのように咲いていました(花桃とユリはまだ咲いていません)。
「満開なのかも!?」と思いましたが、つぼみも多く、この様子だと今週末(3月3~5日の週末)に見頃を迎えそうです。
通路の両側に河津桜が咲き、花のトンネルを歩くこともできますよ。
立ち止まったり歩いたり。河津桜のトンネルをぜひ堪能してくださいね。
時折、うぐいすの鳴き声も聞こえて、春気分。
見上げれば青い空に映える桜花。
つぼみも多いし、満開が楽しみです。
河津桜の近くには花桃並木とクリスマスローズとユリなどが。
花桃はもう1ヶ月程度先、ユリの花はさらに先ですが、花桃の下ではクリスマスローズが咲き始めていました。
そうそう。苑内のあちこちで大根の葉を見ましたが、これなんだと思いますか?
私は「大根にしては葉っぱが大きいけど、たくあん漬けにするのかな?」「でもそれなら、そろそろ収穫しないと遅くなっちゃう」「いやいや、冬どりではなくて、2~3月に収穫する品種かもしれないし」と、いろいろ考えました。
そこで苑主の天野さんに答えを尋ねると、「これは桜島大根か聖護院大根だよ」。
さらに栽培のきっかけを伺うと「地元の小学生たちに、1年生の国語の授業で習う『大きなかぶ』を引き抜く体験をしてもらいたい。みんなで力を合わせて、引っこ抜いてもらいたいから」との答えが。
うん、たしかに桜島大根も聖護院大根も、どちらも「大きなかぶ」。天野さんは両方の品種を植えたとのこと。
すでに地元小学校との連携は取れていて、3月6日(月)の午前10時頃から集まって収穫体験をするそう。楽しいだろうなあ。
最後にお知らせをひとつ。
苑内入り口手前道路の左側は、2月26日から往年の名車・プリンスグロリアの展示スペースになるそう。
展示スペースの周囲はチューリップ等の花壇になります。河津桜と併せて、こちらもご覧くださいね。
▼アクセス方法はこちらの記事にあります
【浜松市中区】ばらの都苑研究畑のバラが見頃です(5月18日撮影)
<施設情報>
名 称:ばらの都苑研究畑
住 所:静岡県浜松市中区花川町1288(カーナビの設定は住所入力がお勧め)
アクセス:東名高速道路「浜松西」ICから北北東へ約10分
駐 車 場:あり