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【浜松市】中区「ばらの都苑研究畑」で花桃鑑賞!満開は今月末~来月初め!?(3月24日撮影)

麻生のりこ旅ライター・地域情報発信ライター(浜松市)

浜松市中区花川町の「ばらの都苑研究畑」(以下、ばらの都苑)では、3月下旬から花桃(ハナモモ)の花が楽しめます。苑内を華やかに彩る花桃は約150本。毎年、3月下旬から咲き始めます。

「ばらの都苑研究畑」は、苑主の天野さんが亡き奥さまへの想いを込めて作ったオープンガーデン。

施設名には「ばらの」とありますが、バラ以外の花が楽しめると人気です。

花桃が主に植えられているのは、河津桜と同じく苑内の右奥。富士山形のフェンスの先です。
バラの花壇あたりからでも、立ち性の花桃が見えますね。

私が訪問したのは2023年3月24日のこと。
以前、こちらで満開の花桃を見たのは3月末頃でしたが、天竜区にある花桃の名所「花桃の里」の見頃が例年よりも1週間程度早かったことから、「そろそろかも?」と思いつつ訪問しました。

さて、どうでしょう?

…このような感じでした。

パッと見た感じ満開にはまだ早く、五分咲きくらい? 満開に向けて、次々と咲いていくんだろうなあ。

ピンク色の八重咲しだれ花桃を下から見上げると、パステルカラーの空の色に花色が映えてcute♪

源平しだれ桃
源平しだれ桃

花桃の樹形は主に3種類。一般的な立ち性のほか、空に向かって枝を伸ばすほうき立ち性としだれ咲き性があります。ばらの都苑で見られるのは、その3種類すべて。

なかには、1本の木から紅・白・白と紅との絞りを含んだ3色の花が咲く、珍しい源平しだれ桃も。

写真のほかにも、いろいろな花模様が見られますよ。

花桃エリアには池や橋があります。ちょっと渡ってみましょう。

この橋は鉄工業を営んでいた苑主の天野さんが、単管パイプを組み立てて造りました。とはいえ、一度に大人数で渡らないように気をつけてくださいね。

橋の上から地面を覗いたところ
橋の上から地面を覗いたところ

写真左奥、竹藪の手前が河津桜並木
写真左奥、竹藪の手前が河津桜並木

端の上からは花桃エリアが一望できます。橋の右側も左側も、ぜひご覧ください。

苑内には花桃のトンネルもあり、お子さんが楽しめる高さに剪定されています。大人は少しかがみながら通るのがお勧めです。

花桃のトンネル内にも源平しだれ桃が。

次々と開花していくのが待ち遠しいっ。

2018年3月31日撮影
2018年3月31日撮影

ちなみに満開になると、このような感じです(2018年3月31日撮影)。それはまるで花桃のシャワー。

菜種梅雨と重なり週末が雨天になる場合が多い時期ですが、花桃を見たい方は、ばらの都苑研究畑へどうぞ。

今度はバラが見頃を迎える頃に行こうかな♪

▼アクセス方法はこちらの記事にあります

【浜松市】中区・ばらの都苑研究畑のバラが見頃です(5月18日撮影)

<施設情報>名  称:ばらの都苑研究畑
住  所:静岡県浜松市中区花川町1288(カーナビの設定は住所入力がお勧め)
アクセス:東名高速道路「浜松西」ICから北北東へ約10分
駐 車 場:あり
入苑料:無料(事務所棟の外に募金箱あり)

旅ライター・地域情報発信ライター(浜松市)

日本史ミーハーな旅ライター。トラベルメディアでは国内の観光スポットなどをめぐり、取材記事を執筆しています。旅先で好きなこと⇒マンホールの蓋探し・西洋館探訪・神社仏閣参拝・城めぐり(18/100) / 2017大河ドラマ直虎まだまだ応援中。ここでは静岡県浜松市へ出掛けたくなる情報を発信します。

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