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【田主丸】豪華観光列車『或る列車』が唯一途中停車するワケ

ぼっちのazumiさんマニアックひとり旅ライター

先日、博多~由布院間を結ぶ豪華観光列車、「或る列車」に乗車してきました。

豪華絢爛な内装や絶品コース料理については他記事にて紹介していきますが、今回は「或る列車」のマニアックスポットとして「途中停車駅」に着目してみたいと思います。

唯一の途中停車駅

「或る列車」は基本的に途中下車・乗車ができません。観光スポットの前をゆっくり走ったり、車内アナウンスで「右手をご覧ください」などと案内されたりということはありますが、基本的に「乗りっぱなし」です。

しかし、タイトル通り私が体験した「或る列車」博多~由布院ルートでは、1つだけ途中停車し、駅の外にも出れる駅がありました。

観光列車に乗ったとき、「観光地ど真ん中だけではなく、ローカル線の普通の駅にも降りてみたい」と思ったことはありませんか?私はよく思います。鉄道オタク心をくすぐるこの駅、ぜひ見ていきましょう。

かっぱ駅「田主丸」

大きなかっぱ像と或る列車
大きなかっぱ像と或る列車

唯一の停車駅は「田主丸(たぬしまる)駅」でした。

この駅の特徴はなんといっても「かっぱ」!河童伝説の残る久留米市田主丸町は、街のいたるところにかっぱの像やモニュメントがあるみたいですよ。

田主丸町観光ナビ!:田主丸かっぱMAP

なかでも一番有名なのがここ、JR田主丸駅。ふるさと創生事業として建設され、「かっぱ駅」という愛称で親しまれているそうです。

停車時間が15分ほどあるので、ちょっと駅の外に出て、かっぱ駅の全貌を撮影することが可能です。幾何学チックなかっぱは、なんだかゆるキャラのようで和やかな雰囲気に癒されます。

駅周辺も観察してみましょう。

こちらが駅入口
こちらが駅入口

入口前にもかっぱ像
入口前にもかっぱ像

駅前は道路が開けています
駅前は道路が開けています

ガイドマップにも…
ガイドマップにも…

もちろんかっぱ!
もちろんかっぱ!

すごくすごく個人的には、このガイドマップにいる黄昏たかっぱが、マイベストかっぱでした(笑)。

カフェも併設。かっぱフードあり。
カフェも併設。かっぱフードあり。

木のぬくもり感じる広い待合室
木のぬくもり感じる広い待合室

近距離きっぷ券売機。食券機みたいな機械。
近距離きっぷ券売機。食券機みたいな機械。

田主丸駅で大歓迎を受ける!

「或る列車」唯一の途中停車駅ということもあるからか、わざわざ地元の方々が来てくださり、全力でおもてなししてくださいました!

或る列車と地元の方々
或る列車と地元の方々

おそらく「或る列車」停車に合わせて開いているのであろう売店には、特産品のイチゴやかっぱグッズが販売されていました。

売店のようす
売店のようす

売られているイチゴは衝撃のビックサイズ!!!
売られているイチゴは衝撃のビックサイズ!!!

見たこともないくらいでっかなイチゴを買いたい気持ちもありましたが、まだまだ「或る列車」での食事も続きますので我慢……。かわりに、かっぱの缶バッチを購入しました!

バッチ1つ200円
バッチ1つ200円

ちょっと駅舎のかっぱの顔に似ていてかわいい!

以上、今回はかっぱ駅として個性のある、「田主丸駅」を紹介しました。

特徴的な駅舎だけでなく、地元の方々の歓迎ムードや温かさが大変印象的でした。観光列車が途中停車するのには、外観のインパクトだけではない理由があるのかもしれないですね。なんにせよ、ウェルカムムードでこういった観光列車を迎え入れてくれるのは嬉しいことです。

もし「或る列車」や観光列車に乗る機会があれば、ぜひ途中停車駅で電車から降りてみてください。意外な発見や出会いがあるはずですよ。

マニアックなスポットへの散歩や旅に興味のある方は、ぜひフォローしてくださると嬉しいです!ではまた次の旅で。

マニアックひとり旅ライター

ひとり旅、ひとり散歩が好きなライターです。観光ガイドに乗っていないような裏スポットや、日常では通り過ぎてしまうようなニッチな場所によく出没します。「知らなかった、自分も行ってみたい」と思ってもらえるような情報をお届けします!

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