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キャンプ初心者がやりがちな失敗4選 秋キャンプでは要注意!!

C.C STYLEチャンネルファミリーキャンパー、キャンプ愛好家

こんにちは、ちからです。これからの季節は日中の気温も快適になり、キャンプには絶好の季節となります。と言う、甘い誘惑に釣られてキャンプを始める人も多いですよね。

確かに気温も落ち着き、日中も心地よく過ごせるのでキャンプのベストシーズンではありますが、秋キャンプデビューや、この時期にキャンプをするキャンプ初心者が陥りやすい失敗があります。

「キャンプのベストシーズンだから初心者にはおすすめって言ってたじゃん!」

と思う方も多いと思いますが、確かにベストシーズンです。しかし、やっぱりアウトドアで遊ぶにはそれなりの注意が必要と言うことで、今回の記事では私が今まで失敗してきた、秋〜冬キャンプの失敗を4つ紹介して行きます。

みなさんは、私のような失敗をしないように、注意をしましょう!

キャンプ初心者が陥りがちな失敗

①日没時刻を考えない

キャンプ場での夜の様子
キャンプ場での夜の様子

夏の間は夕方6時でもまだまだ明るく、7時を過ぎても明るいですが、秋キャンプからその記憶をリセットしましょう。10月となれば夕方5時過ぎから薄暗くなり、6時には暗くなります。山の中にあるキャンプ場は暗くなるのがもっと早いです。夏のイメージでキャンプをしていると、一瞬で辺りが暗くなり、キャンプに慣れていないと夕食の支度に時間が掛かり予定していた時間より遅くなったりします。

もちろん、私もキャンプを始めた頃に時間がずれ込む大変さを経験しています。夕食が遅くなるとその後のリラックスタイム、お風呂の時間もどんどんずれ込んでしまい、寝る間際までドタバタしてしまいます。気が付いたら消灯時間で、楽しみにしていた焚火もできず、次の日に一本も使わなかった薪を思い出と共に自宅に持ち帰る。と言ったこともありました。

そんなキャンプになってしまうと楽しいキャンプではなく、ドタバタと疲れたキャンプ。となってしまいますので、キャンプに慣れていない時こそ、予定をしっかり立てて早めの支度をしておきましょう。

②寒さ対策を甘く

寒くて娘と朝から焚き火をした日
寒くて娘と朝から焚き火をした日

イスに座るとお尻が冷える。テーブルに手をつくと腕が冷える。寝袋に入ると体が冷える。

秋キャンプの夜は思っているよりか気温が下がります。夏には涼しくて快適だった標高の高いキャンプ場、川沿いのキャンプ場は一転して気温が冷え込みます。日中暖かいからこそ油断しがちですが、秋キャンプでは寒さ対策が必須です。「自宅付近の夜は別に寒くないから大丈夫!」と思っている方は危険です。キャンプへ行く前に、キャンプ場の気温をしっかり調べて、寒さ対策をしてから行ってくださいね。

キャンプ3回目、9月下旬に道志の森キャンプ場へ行ったファミリーキャンプ。暑がりな私は日中暑いからと特に何も考えずに、あまり厚着せずに行きました。ところが、夕方になり日が落ちた途端に気温がグッと下がり、10度付近まで冷え込み、寒過ぎてブランケットに包まりながら料理したのを覚えています。

そうなったらキャンプの夜を楽しむとかではなく、寒いのを我慢するのに必死になってしまいますので、みなさんはしっかりとキャンプ場の最低気温を調べて、それにあった服装、寒さ対策をして行くようにしましょう。

③使用温度を意識しない

寒過ぎて火力が弱まったバーナー
寒過ぎて火力が弱まったバーナー

自宅で使う通常のカセットボンベの使用温度、ご存じでしょうか?これを知らないと悲惨なことになりますので注意をしましょう。

通常、自宅で使うような一般的なカセットボンベは10度で火力が弱まり、5度以下では使えません。なので、秋キャンプからバーナー類のガス缶も冬支度が必要になってきます。自宅で使うような一般的なガス缶ではなく、低温用のガス缶を準備しておくか、カセットボンベを使うタイプではなく、アウトドア用のガスのタイプ(OD缶タイプ)や、ガソリンを使うタイプの物を用意しておくようにしましょう。

以前、11月にキャンプをしていて通常のカセットボンベが使えずに焦った経験があります。最初は故障かと思ってヒヤヒヤしていましたが、気温を見て納得。その時の外気温は5度でした。その頃は使えない可能性が高いと言うことを事前に考えていたので、低温用ガスに交換して料理をすることができましたが、もしも事前準備をしていなかったら夕食抜きのキャンプでした。

あまり気にしていない方も多いかと思いますが、ガス缶の準備も忘れずにしておきましょう!

④夜露でびちゃびちゃ

キャンプの夜はとても楽しくて、お菓子を食べたり、焚き火をしたり。そんな楽しい夜も消灯の時間になってしまったから寝よう。と、そのままテントに入る前にやっておいた方がいいことがあります。何かと言うと「夜露対策」です。我が家は、夜露対策を忘れて何回かやらかしたことがあります。

一脚だけ、子供のイスがタープの外に出ていた。私のイスが焚火台の横に置いたままで寝てしまった。これの何が失敗なのか?と言うのは次の日の朝になって気が付きます。

椅子がびちゃびちゃで座れない

大体、朝起きてテントから出た瞬間に、片付け忘れたって気が付くんですよね。そんな日の朝はイス取りゲームです。誰が濡れている椅子に座るのか(笑)

みなさんは、そうならないためにも、夜寝る前に濡れては困るものは全てタープの下、テントの中に必ず片付けると言ったことを忘れないようにしましょう。

「秋はキャンプのベストシーズン」と言うのは本当なのですが、注意点が無いと言ったことではありません。これからキャンプデビューをする方、秋キャンプへ初めて行く方は万全の準備をして、私のような失敗をしないように注意をしてくださいね!

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

楽しいキャンプを!

ファミリーキャンパー、キャンプ愛好家

ファミリーキャンパーで3児の父親。自身がキャンプを始めた時にわからない事が沢山あり失敗の連続。そこから学んだ経験や知識を活かし、YouTubeでは「キャンプ初心者のわからないを解決!」をテーマに、キャンプ初心者に向けたルールやマナー、ギアの選び方についてわかりやすく解説をしています。1人でも多くのキャンプ初心者の役に立つ情報を今後も発信していきます。

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