Yahoo!ニュース

【宮崎市高岡町】宮崎ソウルフード「地鶏の炭火焼」のレジェンドが作り上げる調理場に入っての特別取材!

ちゃーまん地域ニュースサイト号外NETライター(宮崎市)
宮崎のソウルフードのひとつでもある「地鶏の炭火焼」。考案者の方をご存じですか。

本日、2024年2月9日(金)は「肉の日」です。今日はいつにも増して、お肉を食べる割合が多い日なんじゃないでしょうか! 宮崎のお肉の中で「宮崎牛」にも負けるとも劣らないのが「鶏肉」です! 今日は宮崎のソウルフードのひとつとして広く定着している「地鶏の炭火焼」、その考案者の方のお店を紹介したいと思います。

「地鶏の炭火焼」を宮崎ソウルフードとして認知するきっかけを作った「ぐんけい」の創業者が営むお店「宮崎鶏料理 賢豊(けんほう)」。

お店の場所は宮崎市高岡町にあります。国道10号線沿いにあり、近くには、「高岡名物 長饅頭 本店の福岡食品」や「ジョイフル宮崎高岡店」があります。

通り沿いに見えるご主人のイラストが目印の看板です。
通り沿いに見えるご主人のイラストが目印の看板です。

民家でお店を営んでいます。

「地鶏の炭火焼」の考案者がやってるお店だとは知りませんでした。
「地鶏の炭火焼」の考案者がやってるお店だとは知りませんでした。

駐車場はお店の前、もしくは、隣に位置する空き地が便利です。

空き地の方が広くて、車の移動がしやすいです。
空き地の方が広くて、車の移動がしやすいです。

お店の前の駐車場スペースの奥に足を運ぶと、「宮崎鶏料理 賢豊(けんほう)」の店内入口があります。オーナーの話によると、「コロナ禍になってから店内での飲食を制限していたこともあって、店内での利用者よりもテイクアウトのお客様が大半を占めるようになった」「店内での利用もやってるので気軽に足を運んでもらえたら」と話されていました。

店内入口の玄関、実家に帰ったような感覚でどこか馴染みも感じられます。
店内入口の玄関、実家に帰ったような感覚でどこか馴染みも感じられます。

店内は、テーブル席のみです。

大人数でも対応できる広々とした店内でした。
大人数でも対応できる広々とした店内でした。

今回の取材では、テイクアウトをさせていただきましたが、食べログなどを見ると、「じどっこラーメン」なども話題に上がっているので、今度は店内で食べさせていただきたいと思いました。

食べログでは、「鶏チャーシューがインパクトがある」「麺が無くなった時に、ご飯と唐揚げのスープに変わります」など、とても気になるコメントが多かったです。
食べログでは、「鶏チャーシューがインパクトがある」「麺が無くなった時に、ご飯と唐揚げのスープに変わります」など、とても気になるコメントが多かったです。

「宮崎鶏料理 賢豊(けんほう)」のオーナーは、「やきとり職人コンテスト 三ツ星認定」を受賞。

全国の焼き鳥職人が腕を競う「第4回 やきとリンピック」で同時開催されたやきとり職人コンテスト(2010年(平成22年)・愛媛県今治市)に自ら参加して、最高位の金三つ星を受賞しています「

オーナーの「焼く」にかける腕前は折り紙付きです。
オーナーの「焼く」にかける腕前は折り紙付きです。

「宮崎鶏料理 賢豊(けんほう)」のテイクアウトメニュー。一番人気は、やっぱり「みやざき地頭鶏(じどっこ)炭火やきとり」!

テイクアウト受付横にメニュー表があります。

厳選された鶏肉を使用しているメニューが並んでいます。
厳選された鶏肉を使用しているメニューが並んでいます。

テイクアウト時にいただくチラシには、手書きの新メニューがありました。お弁当やオードブルなども対応しています。

新メニューは、「むねみ焼」、「みやざき地頭鶏(じどっこ)皮串」、「若鶏レバー串」でした。
新メニューは、「むねみ焼」、「みやざき地頭鶏(じどっこ)皮串」、「若鶏レバー串」でした。

「地鶏の炭火焼」、レジェンドが考案したんだなぁとしみじみ読ませていただきました。

「喰うてみやらんですか~ うめど!!」とは、「是非食べてみてください、美味しいですよ」の意が込められています。
「喰うてみやらんですか~ うめど!!」とは、「是非食べてみてください、美味しいですよ」の意が込められています。

事前に電話にて、記事にしたい旨をお伝えしたところ、快く承諾してくれた上に「焼き上げてるところも撮影しても構わないですよ」とのお言葉! 甘えさせていただきました。

特別に「宮崎鶏料理 賢豊(けんほう) 」調理場に入らせていただき、貴重な撮影の機会をいただきました!

「みやざき地頭鶏(じどっこ)炭火やきとり」に使う材料です。

以前はご自身で飼育し認定を受けた「みやざき地頭鶏(じどっこ)」を使用していましたが、現在は「みやざき地頭鶏(じどっこ)」認定先から仕入れているそうです。
以前はご自身で飼育し認定を受けた「みやざき地頭鶏(じどっこ)」を使用していましたが、現在は「みやざき地頭鶏(じどっこ)」認定先から仕入れているそうです。

「宮崎鶏料理 賢豊(けんほう)」オーナーは、「みやざき地頭鶏(じどっこ)」の脂身をまず最初に使います。「味付けは自分で作った『炒り塩』のみ、その他の余計な味付けは一切行わないので、最初にこの脂身を投入することで、『みやざき地頭鶏(じどっこ)』の旨味、風味がより一層増してくる。これが何より大事なんだよ。」とのことでした。

脂身をまず最初に網の上に置きます。
脂身をまず最初に網の上に置きます。

その脂身、網をあげて炭の上に投入です!画像で伝わればと思うのですが、凄まじい炭の炎があがりました。

おおぉ! と一瞬よろめいてしまいました。
おおぉ! と一瞬よろめいてしまいました。

あとは、「みやざき地頭鶏(じどっこ)」を集中して炭焼きです。

炭の炎で焼く「みやざき地頭鶏(じどっこ)」、段々と良い香りがしてきます。
炭の炎で焼く「みやざき地頭鶏(じどっこ)」、段々と良い香りがしてきます。

あっという間に仕上がっていきます。

手を緩めることなく、炭をまとませる感じで焼き上げます。
手を緩めることなく、炭をまとませる感じで焼き上げます。

仕上がった「みやざき地頭鶏(じどっこ)炭火やきとり」は、仕上りを確認しながら優しく丁寧に入れていました。

あとは、手作りの「ゆず胡椒」、下処理したきゅうりとレタスを盛り付けて完成です。
あとは、手作りの「ゆず胡椒」、下処理したきゅうりとレタスを盛り付けて完成です。

「宮崎鶏料理 賢豊(けんほう)」テイクアウト一番人気の「みやざき地頭鶏(じどっこ)炭火やきとり」。

「みやざき地頭鶏(じどっこ) 炭火やきとり」のテイクアウトでは、「みやざき地頭鶏(じどっこ)」指定店認定シールが貼られます。

「宮崎鶏料理 賢豊(けんほう)」は、「みやざき地頭鶏(じどっこ)」を積極的に活用する飲食指定店として認定されている証です。
「宮崎鶏料理 賢豊(けんほう)」は、「みやざき地頭鶏(じどっこ)」を積極的に活用する飲食指定店として認定されている証です。

「みやざき地頭鶏(じどっこ)炭火やきとり」の鶏肉は、噛み応えはありますが柔らかい! 個人的には手作り「ゆず胡椒」の辛さが市販や他のお店で食べるものとは一線を画すぐらい本格的な味わいだったので、細部にいたるまで手をかけるオーナーのこだわりに、どこまでも一流な人なんだなと取材して良かったと心から思いました。

付属してる手作り「ゆず胡椒」も病みつきになる辛さでした!
付属してる手作り「ゆず胡椒」も病みつきになる辛さでした!

温かくても冷めても、脂身の旨味だったり、柔らかさだったり、風味も落ちることなく味わい深いテイクアウトの一品でした!

程よい弾力、柔らかさ、「宮崎地頭鶏(じどっこ)」でオーナーが丹精込めて焼き上げる「地鶏の炭火焼き」は違います。
程よい弾力、柔らかさ、「宮崎地頭鶏(じどっこ)」でオーナーが丹精込めて焼き上げる「地鶏の炭火焼き」は違います。

自慢の逸品「宮崎銘柄鶏 チキン南蛮」、付属の南蛮酢、タルタルもオーナー手作りです!

「宮崎銘柄鶏 チキン南蛮」の鶏肉は、「日南鶏のモモ肉」です。画像でみてもジューシーさが伝わってきますよね!

食べても本当にジューシーでした!
食べても本当にジューシーでした!

自慢の逸品「宮崎銘柄鶏 チキン南蛮」に欠かせない南蛮酢は、甘さや酸味のとがった感じがありません。そしてたっぷりの容器に入っているので、食べる直前に南蛮酢を漬けるようにかけても余るぐらいでした。そのあとにタルタルソースをのっけてほおばります。タルタルソースは卵や玉ねぎなどの食感も感じることができます!

他のお店や市販では味わえないオリジナル満載の南蛮酢とタルタルソースです。
他のお店や市販では味わえないオリジナル満載の南蛮酢とタルタルソースです。

「地鶏の炭火焼」の功労者でもあるレジェンドが営む「宮崎鶏料理 賢豊(けんほう)」に初めて伺いましたが、オーナーの変わらぬ「みやざき地頭鶏(じどっこ)炭火やきとり」に向けての姿勢だったり、人柄の良さにも触れ、テイクアウトの品をいただく際、「喰うてみやらんですか、うめど。」と言って手渡してくれて、茶目っ気たっぷり愛嬌あるオーナーにも好感がもてました。一緒にお店を切り盛りしているスタッフの方々も、優しくて親しみやすい対応で接していただき、多くの方に「宮崎鶏料理 賢豊(けんほう)」のことを知って欲しい、足を運んで味わってほしいと思いました。

宮崎鶏料理 賢豊(けんほう)

住所:〒880-2215 宮崎県宮崎市高岡町高浜2488-3

営業時間:16時30分~21時(料理ラストオーダー:20時、ドリンクラストオーダー:20時30分) ※オーナーに確認すると、「閉店時間は看板の灯りがついてるかどうかを目安にしてくれると助かります」とのことでした。事前に電話すると確実です。

定休日:日曜日、月曜日 ※スタッフの方から「月曜日も定休日です」との回答をいただいています。

駐車場:有

問合せ先:0985-78-5680

宮崎鶏料理 賢豊(けんほう)のHP

地域ニュースサイト号外NETライター(宮崎市)

こんにちは、ちゃーまんです。宮崎生まれ宮崎育ち宮崎市在住、脱サラ農家の嫁です。「宮崎市地域をもっと楽しむ情報を!」モットーに、時間を見つけて取材を行っています。宮崎市は「宮崎牛」「青島」「宮崎神宮」「日南海岸」など、たくさんの魅力が詰まった地域です。グルメ情報中心にイベント情報、大好きな宮崎市の情報を幅広く発信していきます!

ちゃーまんの最近の記事