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【宮崎市】話題の展示会で行われた「ナイトミュージアム」! 通常とは違う雰囲気を味わえる夜の演出!

ちゃーまん地域ニュースサイト号外NETライター(宮崎市)

テレビCMや情報番組で紹介されて気になっていた「みやざきアートセンター」で開催中イベント「かみよりつぐかたち -紙縒継像- 新聞紙から生まれる動物たち」。2024年5月6日(月・休)まで開催中ですが、期間中に2日間だけ行われる「ナイトミュージアム」に行ってきました!

みやざきアートセンターは、宮崎市の中心市街地活性化基本計画によって2009年(平成21年)10月に誕生した新しい文化公共施設です。

みやざきアートセンタービルの3~6階に展示スペースや小規模ホールを備えており、市民が気軽に利用できる「まちなか」の活動拠点として、宮崎市中心市街地活性化のシンボルになることを目指しています。

専用駐車場はないですが、割引サービスを受けることができる駐車場があります。

みやざきアートセンターの3階入り口から会場に向かいました。3階には「キッズルーム・プレイルーム」や「交流サロン」などが併設されているフロアになります。

「かみよりつぐかたち -紙縒継像- 新聞紙から生まれる動物たち」入場口5階会場まではエレベーターを使って向かいます。

「かみよりつぐかたち -紙縒継像- 新聞紙から生まれる動物たち」では、新聞紙を巧みに紙縒継ぎして、リアルな動物たちを作り出しているHITOTSUYAMA.STUDUOの作品を展示しています。

手書きの「会場案内図」を確認すると、第1展示室、第2展示室、平面作品が5階。4階に第3展示室、工作コーナーやイベント関連グッズのショップがあります。数多くの作品があるので、今回は印象に残った作品をピックアップさせていただきます!

5階:第1展示室はアーティストスタジオ。

宮崎ゆかりのアーティストたちの作品を見ることができます。

陶器作家・HIROISHI SATO氏が作られた作品です。
陶器作家・HIROISHI SATO氏が作られた作品です。

インパクトがありました。

CHIHIRO HIROIKE氏の作品
CHIHIRO HIROIKE氏の作品

5階:平面作品は、4階イベントグッズに並んでいるポストカードにもなっています。

個人的に一番印象的だった「カメ」の作品。

5階:第2展示室は「山から街への風景の中に動物たち」がテーマとなっています。

第2展示室入ってすぐに「ナマケモノ」、「ニホンザル」、「カモシカ」などがお出迎えしてくれます。

どの展示の動物も今にも動き出しそうな感じがしました。

新聞紙で作り上げられる作品がここまで生きてる感じがするんだなと驚きでいっぱい。

HITOTSUYAMA.STUDUOの作家たちは、読み終えた新聞紙から一本のこよりを作り、それを幾重にも積み上げて、まるで本物の動物のような質感を表現しています。

ひとつひとつの動物の大きさにも驚きました。

イグアナ、動き出しそう。

イグアナのうろこなど、ひとつひとつがかなりリアルです。

無造作に置かれた新聞紙の山の中にいた「イヌ」。胴体の肉感など、触ることはできないのですが、遠目からみていても本物のように見えました。

展示室3へは、階段を下りて4階に向かいます。

4階:第3展示室は、ダイナミックなインスタレーション。HITOTSUYAMA.STUDUOの渾身の新作!

「インスタレーション」とは、「空間全体を作品とする美術手法」という意味です。第3展示室一体が「ひとつの作品」として表現されています。「かみよりつぐかたち『ナイトミュージアム』」は、全体照明を落としていて、間接照明で作品を照らしています。スタッフの方に詳しく聞いてみると、「日中では照明は全て統一された明るさでの展示となっているので、『ナイトミュージアム』では、また違った雰囲気の中でみることができます。」といわれていました。

第3展示室に入った瞬間に「すごい!」と思わず声が出てしまいました!
第3展示室に入った瞬間に「すごい!」と思わず声が出てしまいました!

2か月以上費やした大型作品は、2024年3月9日(土)、10日(日)にプレワークショップにて参加した方々が作った「こより」が使用されています。

小さなこよりが積み重なって大きなうねりを形づくる、そんな作品を通して、波動(= いのち)の調和を感じて欲しいという想いが込められています。
小さなこよりが積み重なって大きなうねりを形づくる、そんな作品を通して、波動(= いのち)の調和を感じて欲しいという想いが込められています。

全体照明を海をイメージさせるカラー照明にしたり、作品にスポットをあてたりなどは「ナイトミュージアム」の演出だからこそ見ることができます。

触ることはできませんが、間近にみることができる作品なので、繊細さやリアルさを感じることができます。
触ることはできませんが、間近にみることができる作品なので、繊細さやリアルさを感じることができます。

通常の時間帯では見ることができなかった照明の演出を見ることができた「ナイトミュージアム」。夜の時間帯ということもあるので、混雑することなく、ゆっくりじっくり見ることができて、展示室によっては、作品をひとり占めしながら見ることができるお得感もありました。周りを気にせずに多くの作品の繊細な作りに感動することができ、「あー、来てよかった」と有意義な気持ちで終えることができました。

特別展 かみよりつぐかたち -紙縒継像- 新聞紙から生まれる動物たち

開催期間:2024年3月23日(土)~5月6日(月・休)

時間:10時~18時 ※最終入場は17時30分

☆ナイトミュージアム☆
【開催日時】2024年4月27日(土)10時~20時 ※最終入場は19時30分
・ナイトミュージアム開催日は、夜20時までご観覧いただけます。
・17時からは、「夜バージョン」の展示になります。

開催会場:みやざきアートセンター 4階~5階 ※入場口は5階です。

住所:〒880-0001 宮崎県宮崎市橘通西3丁目3番27号

URL:みやざきアートセンターホームページ

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こんにちは、ちゃーまんです。宮崎生まれ宮崎育ち宮崎市在住、脱サラ農家の嫁です。「宮崎市地域をもっと楽しむ情報を!」モットーに、時間を見つけて取材を行っています。宮崎市は「宮崎牛」「青島」「宮崎神宮」「日南海岸」など、たくさんの魅力が詰まった地域です。グルメ情報中心にイベント情報、大好きな宮崎市の情報を幅広く発信していきます!

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