東京の食文化の中心都市、銀座。

その地で、2018年に京都有名ホテルの総料理長を務めたフレンチのシェフが、8.5畳の広さのラーメン店を開業。なんで、それほどの大物が、ラーメンを、、、しかも、8.5畳という狭さで。ということで、開業当初から話題になり自分も訪問した記憶があります。

その当時の印象は、「瓶ビール小瓶 250円」という事実だけで、銀座で最もビールの安い飲食店ではないなか！というインパクトだけで、当時は味の印象はさほど残りませんでした。

2023東京ラーメンBEST20　第14位 銀座 八五

そして時は流れ、食べるごとにラーメンが、成長期の中学生のように育って育って、毎回「前回と違うな、良くなってる」と感じることに。

気が付けば、ミシュランガイドのビブグルマンに選出され、ついには日本でも３店限りのミシュラン星つきラーメン店に。

その銀座のラーメン店というだけで、ハードルが高く感じられ、尚且つミシュラン一つ星を獲得。11時オープンで売り切れ終了、9時の整理券配布時に並んでいても、食べられないことが多々あり、今では東京を代表する中華そばに。

中華そば1,200円、そして瓶ビールは500円。

なぜ、これほどに日々美味しくなれたのか。集客は、オープン当初から、それほど困っていなかったであろうに。

本当に、稀に存在するのですよね、こういった職人が。「もう十分じゃないですか、こんなにお客さん来てるのに」と思っても、「いや、もっといい料理が、もっともっとお客様を喜ばせられるはず」と自分の料理を進化させ続けるのですよね。

東京は、本当に美味しいラーメンが美味しいです。値段が高いから、いい素材を使える方という側面も当然ありますが、その激戦の中常にランキングに入り続けているお店は、やはり他のお店とは違うのです。

その結果には、やはり原因があり、突き止めれば味に対する探究が止まらないお店ですね。

あそこはミシュラン取ったから、ジャスティンビーバーが来たから、立地がいい方とか、色々とこの人気に難癖付ける人も多いでしょう。

これだけの人気と、行列に相応しい味を提供し続け、今となっては東京を代表する味まで上り詰めているのが、現実。

確かに、ハードルは高いですが、早朝の銀座を抜けてラーメンを食べに行くというのも、これまた新しい東京遊びではないでしょうか。

2023東京ラーメンBEST20ランキング（20−11位)

このランキングは、食べログ、ラーメンデータベース、Retty、Googleの評価指数および口コミ数（累計数、増加数、増加率）を変数として、アルゴリズム解析した結果をWRP(Web Reputation Point)として算出しています。

店舗を訪問し、食事をもとにした主観的な質的評価ではなく、各サイト上での所有スコアの量的評価であり、客観100、主観ゼロのランキングです。