【どんどん行動できる】根拠のない自信がつく最高の褒め方と簡単2ステップ
子育てに奮闘中の全国のママさん、今日も子育てお疲れ様です。
根拠のない自信を持っている子は、何に対してもやり抜く力が強い印象です。そして、自分の好きなことを最後までやり通す力や友達を巻き込む力も持っています。
それが、本人は全く頑張るそぶりはありません。
自然なふるまいで、うまくものごとを運んでいきます。例え、頑張ったことがダメでももう一度チャレンジしていきます。
一方で、成績がいいから、または絵が上手だからという「何かの成果によって自信がある子」には、その何かがうまくいかないときに折れてしまいます。また立ち上がれば良いのですが、そのまま立ち上がれない子もいますよね。
その違いが“根拠のない自信を持っているかどうか?〟が一つの要因としてあるんじゃないかと思います。そこで、今回は「子どもの自信のつけ方」です。ただの自信のつけ方ではありません。「根拠のない自信」をつけるための褒め方をお伝えします。
今日からできる簡単な方法なので、ぜひ日時でご活用いただけたら嬉しいです。
根拠のない自信とは?
そもそも“根拠のない自信とは何なのか?〟を軽く振り返っておきましょう。
自信とは“自分を信じていること〟を言いますが、根拠のない自信とは“何かわからないけどできそうな気がする〟と過去うまくいった経験もないはずだけど、自分ならできそうな気がすると自分を信じれる状態のことを言います。
“根拠のない自信〟と聞いただけでも、なんとも強そうな感じがします。台風でも折れないブレない強さ、踏んでも踏んでも生えてくる雑草のようなタフさという感じですよね。
ママさんなら誰しも“自信がある子になってほしい〟と思うと思いますが、どうせなら、このブない強さを持つ“根拠のない自信〟をつけてほしいと思いませんか?
よくある2つのタイプの褒め方
では、どうしたらこの根拠のない自信がつけられるのでしょうか?やっぱり褒めることが大切だと思います。
私自身の経験と、たくさんのママさんと話をする中で“根拠のない自信を持っている子〟には、褒められて育った経験が多いと感じています。
しかし、何でもかんでも褒めれば良いというわけではなく、褒め方にも2つの種類があります。その2つの褒め方を適切な場面で順番に使うことで、より効果が高いです。
その褒め方の種類とは、以下の2つです。
1、認め受容型の褒め方
2、評価型の褒め方
順番に解説します。
1、認め受容型の褒め方
認め受容型の褒め方とは、何かをしたから褒めるという評価型の褒めるではなくて「何もしなくても素敵なあなた」だという存在を認める褒め方をするということです。ここでは、認め受容型の褒め方と呼びます。
2、評価型の褒め方
一方で、評価型の褒め方とは、お手伝いをしたから結果を出したから褒めるというような何かをしたことに対して褒めるということです。ここでは、評価型の褒め方と呼んでいきます。
根拠ない自信を育む褒め方の2ステップはこれ!
もちろん、何かしたから褒めるという評価型が決してダメだということではありません。時にはこの方法が役に立ってくれることもあります。しかし、私は褒め方には適切な場面と順番があるということをお伝えしたいです。
子どもの絶対的な自信を育むための2つのステップは、以下のステップです。
ステップ1、認め受容型の褒め方
ステップ2、評価型
順番に解説します。
ステップ1、認め受容型の褒め方
まずは、認め受容型の褒め方を徹底しましょう。
“何もしなくても、怒っても泣いてもわがままを言っても受け止めてくれる〟そんな存在がいることで、子どもは安心します。この安心があることで、初めて何かをやってみたいという気持ちになるんですよね。
大人でもどんどん現実を変えていく人というのは、やはり行動できる人です。才能や知識や人脈がどんなに溢れていても動かないと身になりません。この動ける力の発端は、まずは「安心できる場所があるかどうか?」だと私は感じています。
この安心の場所が家庭であれば、子どもたちはどんどんチャレンジし、行動していけます。
ステップ2、評価型の褒め方
評価型の褒め方は、ゲーム感覚で結果を出すことが楽しい!人に喜んでもらえて嬉しい!と感じる体験をさせるために有効です。
テストでいい点数をとった満足感やお手伝いをして誰かに喜んでもらえたという経験は子どもにとってとても嬉しいことです。しかし、このステップは「僕は何をやってもやらなくても大丈夫なんだ!」と子ども自身がそう思っていること、その基盤が整っていることが大切です。
これがまだ育まれていない状態で、この評価型の褒め方をすると、評価をされないとやらない子、結果ばかり気にして動けない子になってしまいがちです。まずは、認め受容型を確立できるよう、「何もしなくても、ただ、ただ居てくれるだけでありがとう」と子どもに繰り返し繰り返し、伝えましょう。
大切なのは「子ども自身がそう思えているか?」どうか。「何もしなくても、ただ、ただ居ているだけで僕/私はいいんだ」と子ども自身がそう思うその日まで、伝え続けてください。
そして、認め受容型で褒める時は、結果にフォーカスして褒めるよりも、頑張ってきた過程をほめることをお忘れなく。
認め受容型から評価型に変えるタイミングとは?
タイミングは、それぞれですが、子ども自身が「自分で自分のことを大丈夫!」と思えるまでです。それは、2歳でそうなる子もいれば、5歳でそうなる子もいます。
発達の段階で考えると、“自分自身でやってみよう!〟という意識が出てくる3歳は、まだまだ自分の気持ちと身体の発達が不安定で、やってみたけど思った通りにできないことで不安を感じやすい子もいる時期です。
そう考えると、せめて3歳までは認め受容型の褒め型で根拠のない自信の土台をしっかり築いてあげましょう。
絶対的な安心な場所があるから子どもは頑張れる
家庭は安心な場所であればあるほど、外の冒険の世界でもうまくいきやすいです。
ぐーたらしていても、わがままを言っても、何もしなくたって、受け入れてもらえる安心な場所が家庭。その安心があれは、子どもは勇気を持って外の世界へ冒険に出かけることができ、時には失敗しても根拠のない自信とその安心の場所があることで、再び立ち上がることができるんです。
それが繰り返されていけば、いずれ根拠のない自信と確信的な自信も持ち合わせることでしょう。そのためにまずは、一歩踏み出せるように根拠のない自信をつけて、評価型の褒め方で目に見える結果を出す面白さを知ってほしいところです。
褒め方をうまく活用して、根拠のない自信をもつ子どもへ成長してもらいたいです。
今日も最後までご覧いただき、ありがとうございました。