【鳥取市】福部駅が新たな観光フォトスポットになるか!?駅舎が美しく生まれ変わる
鳥取駅から岩美方面の汽車に乗り、一駅の場所にあるJR福部駅。
私も利用したことがある思い出の駅ですが、そんな福部駅の駅舎デザインが生まれ変わるということで完成前ですが気になり訪れてみました。
福部駅の思い出と言えば、駅前にある大きな桜の木。
私も学生時代には福部駅を訪れて、友人とその桜の木の下で記念写真を撮ったことがあるほど美しい桜が印象的な駅です。
しかしその一方でプレハブのような簡易的な建物は経年劣化により寂れてしまい、夜になると白い街灯に照らされて薄暗く怖ささえ感じる駅舎だなとも思っていました。
現在地元の学生が朝晩使うことの多い駅ですが、汽車の本数も一時間に一本ほどとかなり少なくなり福部町民でさえ使うことがほとんどない駅になっているようです。
そんな福部駅の駅舎を生まれ変わらせようと、10月20日から始まった塗装作業。
地元の住民団体の方が駅の再整備を開始し、福部町出身のイラストレーターの方が「福部の旅」をテーマに、らっきょう畑や鳥取砂丘をデザイン中。
私が観に行った時はまだ製作途中のようでしたが、山側に向かって見る駅舎の壁面には今見ごろを迎えている赤紫色をした満開のらっきょう畑の花々とそれを眺める女性の姿が描かれていました。
おもわずため息さえ出てしまうほど、美しいイラストにしばらく見入ってしまいました。
福部町出身の方が自分の手で駅を生まれ変わらせようしているのってなんだか素敵ですよね。
経年劣化により寂れてしまい、怖ささえあった福部駅が美しい色使いのイラストにより、福部町内の魅力がたっぷり詰まった素敵な駅に生まれ変わろうとしています。
駅舎の塗装のほかにも、隣接する公衆トイレの生け垣のせんていや路面の修繕・イベントの開催なども行われるとのことで今後の福部町の発展にも期待したいですね。
福部町の駅舎は11月下旬に完成予定ということで今から完成が楽しみです。
鳥取は車社会と言われ、汽車を使って移動する方は少ないかもしれませんが美しく生まれ変わる福部町の駅舎を一度訪れてみるのはいかがでしょうか?
今日は生まれ変わろうとしている、鳥取市福部町栗谷にある福部駅について紹介しました。
アクセス
スポット名称:JR福部駅
鳥取市福部町栗谷
山陰本線 鳥取駅から岩美方面の汽車に乗り一駅